河合塾

Last-modified: Fri, 15 May 2020 02:52:11 JST (52d)
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  • 駿台をライバル視している塾(予備校)。
  • 名古屋を本拠地に駿台と長年、仁義なき戦いを繰り広げている。
    URL:https://www.kawai-juku.ac.jp

概要

  • 所謂「机(椅子)の河合」
  • 元々は名古屋のローカル英語塾。
  • 駿台のキャッチコピー「第一志望は、ゆずれない。」に対し、こちらはこれと言って決まったキャッチコピーは無い。
    • 「ひとつ上が見えてくる 河合塾」が一時的に流行ったことがある。
    • センター試験翌日の新聞に載る、「自分の夢まで、自己採点しないでください」が最近だと有名か。
      • なかなか良い言葉である。実情は知らないが。

特徴

  • まず断っておくが駿台は予備校であり、河合塾は塾である。ただし、どちらも学校法人であることに変わりはない。
  • 授業中に河合塾を貶す先生も一定数いるが、現役時に河合に通っており浪人して駿台に通っている高卒校内生の中には、河合塾の内情を何も知らずに非難している駿台の講師をあまり快く思っていないことが多い。
  • 基本的に講師の質、知名度は(一部を除き)駿台に比べるとやや劣るか。
    • しかし、どの教科にも満遍なく実力のある講師が揃っており、駿台よりもハズレ講師やアタリ講師の差が少ない印象。「スタンダードに良い≒クセが少ない」というのもなかなか重要な要素である。
    • 左翼的風潮も似ている。
  • 某武田塾(笑)からは「良い高校」と評価されている。
  • 駿台の講師やクラス担任はよくここの予備校を「K塾」と呼ぶ。
    • ただし、化学科の山本心也先生はpretty塾(←かわい(い)塾)と呼ぶ。
  • 机が一人一人独立した学校机で、「机の河合」の異名を持つ。
    • 椅子も駿台のものよりは座り心地が良く疲れにくい。
  • テキスト編集や模擬試験製作の会議は、四大予備校の中で最も念入りに行われていると思われる。
    • 悪く言えば、テキストも模試も無難ではあるがあまり個性がない。
    • とはいえ、その分どんな人でも取り組みやすいものになっている。
      • そのため、平均して全体的な質はとても良く、駿台でも河合塾のテキストの丁寧さを賞賛される講師は少なくない。
  • 浪人生は土曜日にある特別講座などで解いた問題を担当講師本人が添削してくれ、普段でも添削を頼めば講師本人に添削して頂ける。勿論タダ。
  • 運動会があったりして、比較的学生同士の仲が良い。
    • サッカー部があるらしい。
  • 本拠地は名古屋で、名古屋駅前は本当に河合塾だらけである。(が、河合塾の名古屋全体の進学実績と、駿台名古屋校単体の進学実績がほぼ同じであるとかないとか・・・。)
    • 近鉄名古屋駅は駿台名古屋校に一番近い中央改札口とホームの間のコンコースにも河合塾のポスターが貼ってある。近鉄で名古屋校に通っている駿台生は毎日これを見て通わなければならない。少し嫌がらせに近い。
    • 因みに最近は何故か緑地公園駅(江坂・なかもず方面のホームのエスカレーター)にも河合塾大阪校の広告がある。
      • 河合塾のテキストハンパないって!」
    • お返しと言わんばかりに、河合塾大阪校の最寄り駅である御堂筋線中津駅にはデカデカと駿台の広告が張り出されている。
    • 2018年度から神戸三宮校(これまでは現役専門だった)がリニューアル開校するため、阪急神戸三宮駅などは河合塾開校の広告で溢れている。
    • 河合塾津田沼校は駿台津田沼校のすぐ近くにある。ケンカを売りに行ってるのであろう
    • かつて、運動会の後に某有名講師に煽動され、Yゼミ名古屋校を襲撃し、地方新聞沙汰になったことがある。
  • 共通一次試験開始と、当時、名古屋のローカル予備校に過ぎなかった河合塾の東京進出(駒場校)が、予備校戦争の端緒となった。
    • 進出当初は一橋学院と提携しており、コースもすみ分けされていた。
  • 1984年に大阪校が開校した。
  • 2020年春、大阪市北区豊崎の大阪北キャンパス大阪校がリニューアル開校、東大京大進館が新規開校する。
  • 駿台のEXクラスと双璧をなすと言われるエクシードコースが設置されている。
    • 特別ゼミが行われるなど、生徒への対応が手厚いとされる河合塾の中でもさらに手厚い。
    • 駿台のEXコースに在籍したものの2浪した人でここに通うという人は多い。
  • 東進衛星予備校に対抗した河合塾マナビス」という映像授業にも力を入れている。
    • ちなみに河合塾河合塾マナビスは別々の会社で業務提携という形を取っている。
  • 河合塾KALS」という大学生・社会人向けの大学院入試・医学部学士編入・大学編入対策スクールも運営している。
    • 河合塾とは別経営だが、河合塾本体から出向(出講)する講師もいる。
  • ちなみに関東地区近畿地区その他の地域でそれぞれwikiが存在する。
    • 先生に対する書き込みが少ないことから、河合塾の講師の質が伺える。お察しである。

授業

  • 授業時間が90分であることが駿台との最大の違い。
    • 実際の入試や大学の講義は80分~180分が殆どなので、日頃から長時間集中に慣れておきたい人は河合塾にすれば良いし、学校のように50分が良かったり、90分は集中力がもたないと思ったら駿台で良いだろう。
      • もっとも駿台が50分を1コマにしているのは脳科学的に1時間以上集中力は持たないことが示されているためである。
    • ただ大学の講義では(特に教養課程)1コマを90分以上に取っている所が多く、駿台に行く人も大学入学後のことも見据えて90分以上耐えられる集中力を持ち合わせておく方が良い。
  • 90分授業ゆえ、途中で雑談を挟む講師が多い。
  • 駿台と授業時間が違うので、駿台兼任の講師の中には駿台とはやや授業スタイルを変える講師もいる。
  • 前期・後期をそれぞれ基礎シリーズ・完成シリーズと呼ぶ。
  • 授業プリントの配布は駿台より自由である(代々木ゼミナールは禁止)。
    • ただ、経費削減のため、わら半紙が使われていたりする。
  • 教科にもよるが、駿台とは基本的に異なる方針を取ることがある。
    • 例えば、英語科タケオ科を除く)では、駿台英語科は『英語構文S』や『英文読解S』のように全訳を勧めるが、河合塾では「構文を取って、全訳することを勧めるなんて、英語を学んだ人間の思考とは思えない」などと評されることがある。(無論、駿台にもそう考えている講師はいらっしゃる)
    • どちらが正しい、とは一概には言えない。各々の講師が自分なりに勉強を進めていった結果行き着いた考えである。

テキスト

  • 癖のないオーソドックスなテキストが多い。
    • 駿台は意外と編集担当講師の癖が出て、他講師が批判したり全くテキストを使わなかったりする。
  • 解説編のテキストやサブテキストはよくまとまっている。
  • 塾生はテキストを塾生にしか通じない略称で呼ぶので、塾外生が聞くと少しイラッとする

講座

  • 講習会でオリジナル講座はほとんどない。
    • 担当講師がテキスト編者でもある講座は実質、オリジナル講座となることもある。
    • 代々木ゼミナールから移籍された数学科の諸橋実先生(元代々木ゼミナール講師。河合塾には1987-2016年度在職。2018年逝去。)は別格扱いで、講習会でもオリジナル講座を持っていた。
  • 1987年度に代々木ゼミナールから移籍した古藤晃先生、芦川進一先生の提唱で「公開単科ゼミ」が設置された。
    • それに対抗して駿台も『特設単科講座』を設置したとされる。
      • されていたが、それ以前から駿台にも単科講座は存在しており、俗説である。
    • 大阪校では、かつてレギュラー(大学受験科)の選択授業の一部が公開単科ゼミとして塾外生でも受講できた。
  • 伝統的に高校生対象の「高校グリーンコース」に力を入れている。
    • 駿台の「エクストラ講座」は、当時の数学科の人気講師・奥田猛氏が開講した「エンリッチ講座」(現・ハイパー講座)に対抗して設置されたとも言われている。
  • かつて、駿台の現代文・地理が弱点と言われていた時代は、関西駿台生も河合塾の講習『東大現代文』(大川邦夫先生)、『東大地理』(岡本耕平先生)などを受講して自主的に弱点を補っていた。
    • 同様に生物も弱点と言われていたが、関西地区は河合も代ゼミも生物はイマイチであった。

講師

  • かつては、全共闘崩れの講師が多かった。
  • 性同一性障害をカミングアウトしたしぎょういつみ氏をはじめとして、髪型、服装など講師の外見は最も自由である。駿台もかなり自由な部類ではあるが。
  • 地味な講師が多く、近畿地区からは、奥田猛氏(河合塾東進→ena)を除いて、全国区になった講師はいない。
    • 中部地区からであれば、予備校界でもレアな地学と地理の二刀流ができる中井隆顕先生がいる(高校数学と高校理科の教員免許をお持ちである)。
    • また、東進移籍後全国区になった志田晶先生は駿台→河合塾中部地区からの引き抜きである。
    • 実況中継で有名になった世界史の青木裕司先生は駿台福岡校出身である。
    • 「ネプリーグ」でお馴染みの、地理のパクリ疑惑のある某東進の某村瀬哲文先生講は、河合塾大阪校東進→学研グループ(学研プライムゼミ)→東進で、全国区ではある。詳しくはこのページにて。
    • 全国区ではないものの、近畿地区化学科には、重鎮大西正浩先生がいる。
      • 竹岡広信先生は河合塾のことをボロカスに言うが、大西氏のことはなぜか褒める。

兼任講師(駿台)

模擬試験

出版部門

  • 学習参考書出版部として「河合出版」(旧・進学研究社)を運営している。
  • 総じて書籍のクオリティは高く、解説の丁寧さに定評がある。
  • 反面、参考書系の書籍の評価は他社のものに一歩譲るか(要出典)。
  • 駿台文庫のような高度なアカデミック性や玄学趣味はあまりない。
    • かつては、『理系 化学精説』『日本史精説』『世界史要説』のような本格的な参考書も出版されていた。
  • かつては、『新英語構文282』や、『理系の化学』に対抗して出版された『理系 化学精説』など、駿台講師も推薦する参考書があり、駿台生にも人気があった。
    • 今でも『物理教室』や『名問の森』を勧める駿台講師もいる。

河合塾が嫌いな駿台講師陣の発言集

  • 竹岡広信先生:「関係『代名詞』!代名詞だよね?駿台予備『学校』!学校だよね?河合『塾』!所詮塾だよね?東進ハイスクール?株式会社だよね?代々木『ゼミナール』!もう意味分からんね?」「(授業中廊下で騒いでいる生徒に)授業中は静かにしましょうここは河合塾ではありません」「『(冬のセンター英語』で)なんで40%も間違ってる人がいるの?竹岡の授業を妨害しにきた河合塾の回し者か!」
  • 箕輪浩嗣先生:「みんなが駿台を選んでくれたのは河合に幻滅してるからですよねー!?」
  • 瀬古啓希先生:(最前列の生徒がペンケースを落とし中身を散乱させてしまう。その生徒は河合塾が配布してるミニ消しを持っていた。それを見て・・・)「ペンケースが落ちたのってこのミニ消しのせいじゃないですかね?配ってくれるのは有難いけども(笑)」
  • 田中暢夫先生:(名古屋校でのコメント。名古屋駅前の河合塾は名古屋駅を隔てて駿台の反対側に建っている)「河合は駿台側のホームにも広告出さないと塾生来ませんからね。駿台はそんなみみっちいとこじゃないですけども。」
  • 植葉大先生:(福岡校でのコメント)「河合塾福岡校は、窓ガラスしか特徴がありませんからね」
  • 小泉徹先生「俺はかつて河合の講習にウチ(駿台)所属のインフル患者を送り込もうとした事がある!!」
  • 二宮加美先生:(敬語の並び順で)「K(謙譲語)S(尊敬語)T(丁寧語)で河合(K)最(S)低(T)です。」
  • 三森司先生:「場合分けをしない誤魔化しの解答をして、1つ間違えたら0点になる。そんな答案は是非とも河合塾がやれば良いんだよ。」
    • なお、師は河合塾の元同僚が書いた河合出版から出ている本を、数学の参考書でほぼ唯一勧めることもある。嫌いというほどでは無いのかもしれない。

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*1 実はこっちは黒本ではないが黒本の項目で詳しく解説されている。