京都大学

Last-modified: Tue, 11 Jun 2019 07:20:27 JST (9d)
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  • 京都にある日本の国立大学。

概要 Edit

  • 言うまでもなく西日本で一番レベルの高い大学、「京大」。
  • 関西に限らず日本全国から志願者が集まる。
  • 非常に歴史ある大学であり、旧帝大の中でも東京大学の次に古い。

学部 Edit

教養部(廃止) Edit

  • 総合人間学部の前身。
  • 教養部の前身は、旧制の第三高等中学校および第三高等学校
    • 第三高等中学校〜第三高等学校医学部であった岡山大学医学部は兄弟校に当たる。

総合人間学部 Edit

  • 教養部の後身。
  • ヒャダインの出身学部として有名。
  • 何をするのかよくわからない学部だが、文系・理系どちらからでも受験でき、「医学研究科医学専攻」以外のどの大学院にでも進学できるため人気がある。

文学部 Edit

  • 近年は、学科が6専攻に再編され、かえってわかりにくくなった。
  • 哲学科(現・思想文化学専攻)は西田幾多郎を創始者とする「京都学派」で有名。
  • 俳優、声優の永井一郎さんはここ(仏文科卒)。
    • 「サザエさん」の磯野波平さんが京大卒という説は、永井さんと混同したガセである。
  • 俳優の辰巳琢郎さんはここ。

教育学部 Edit

  • 戦後の新制京都大学発足時に、文学部から独立する形で設立された。
  • 女子の志願者の割合が他学部と比べても非常に高い。
  • 人数が少なくアットホームな学部である。

法学部 Edit

  • 例年、文系最難関である(ただし、ここ数年は経済学部に抜かれつつある)。
  • 京大で唯一特色入試で後期入試を行っている学部。
  • 1987・1988年入試の国公立大学連続方式(A日程・B日程)の時に、東京大学(B日程)の併願先(ひいては滑り止め)になることに猛烈に反対した。
    • 皺寄せで阪大法が超難化した。
  • ロザン宇治原はここ出身。

経済学部 Edit

  • 通称「チャラ経」、「パラ経」。
    非常に授業、進級が緩く、パーリーピーポーが多いと言われる。
    • なんと驚くことに、全学共通科目以外の必修がない。
  • かつては「京大のドリームランド」の異名を取ったが、ドリームランド自体が閉園となった今では、何のこっちゃわからない。
  • しかし人気は相当なもので、2018年は合格最低点が法学部を上回った。
  • 理系、文系両方での受験が可能。

理学部 Edit

  • 本学の看板学部。
    • 現在は医学部の難度が極めて高いが、かつては理学部が京大で最難関であった時期もある。
    • このことからも、京大理学部出身のベテラン講師(米村明芳先生など)は相当な実力派である事が伺える。
    • その頃の名残からか、理学部のみ特色入試は数学の超難問である。
  • 東大は学科進学決定に過酷な進学振分け制度があるが、京大は紙飛行機を飛ばして決めるという伝説があるあった。
  • 駿台の理系科目にはにここ出身の講師が多い。

医学部医学科 Edit

  • 前身となる医学校等は存在せず、阪大医や京府医よりも歴史は浅い。
    • 京都帝国大学医科大学の設置の際は、大阪府立医学校(現・大阪大学医学部)や京都府立医学校(現・京都府立医科大学、以下京府医)の移管も検討された。
    • 京都府立医学校は、移管こそ免れたものの、教授陣の大半を引き抜かれ存続の危機に晒されたため、(臨床・研究で住み分けができているにも関わらず)京府医と京大医は未だに仲が悪い。
    • 京府医の首脳陣が毛嫌いしているだけのような感はあるが…。
  • 岡山大医とは兄弟校である。
    • 岡大医は、元々、旧制第三高等中学校〜第三高等学校医学部で、より正確には教養部の後身である総合人間学部の兄弟校。
  • 九大医とは兄弟校である。
    • 京都帝国大学医科大学が京都医科大学と福岡医科大学に分割された。
  • 伝統的に臨床よりむしろ基礎研究が優れている。
    • 臨床は阪大医の方が上回っているとされる。
  • 東大に理科三類が創設される以前は、慶應医と並び入試最難関だった。
  • かつては、入試で多浪、再受験生を年齢で全く差別しないことで知られていたが、今は面接であからさまな差別をしているとの噂も…
    • かつては、葛城四郎氏など50歳代での合格例もあった。

医学部人間健康科学科 Edit

  • 医療技術短期大学部の後身。
  • 設置当初は、入試難易度が低かったため、奈良県の某高校が進学実績を上げるために大量に受験・合格させて話題になった。
    近年は大阪府の某高校も同じ手段を使っていると噂される。
  • 学士編入試験(2年次)も行っている。

薬学部 Edit

  • 昭和35年(1960年)、医学部から薬学科が独立して薬学部(薬学科)が設置された。

工学部 Edit

  • 入試が学科別の募集のため、人気学科が時代によって変遷し、それに伴い各学科の入試難易度の乱高下も激しい。
    • 原子核工学科(現・物理工学科原子核工学コース)が全国で入試最難関だった時期もある。
    • 利根川進さんは、工学部の化学系の学科に入学したかったが、学力の関係で理学部にしかたなく入学している。
    • 近年の偏差値は情報≧物理工>建築≧電気電子>地球工≧工業化学の順で安定しつつある。
  • 物理工学科は、1994年に6学科が統合されてできた学科で、2回生次から成績によってコース配属される。
    • 1回生終了時の取得単位数が少なすぎると、志望に関係なくランダム配属になる。
  • 伝説のロックバンド「ボ・ガンボス」のボーカル“どんと”(故人)の出身学部として、一部で有名(石油化学科中退)。
  • 「暇か?」で知られる相棒の角田六郎課長役の俳優山西惇氏もここ(石油化学科卒)。
  • バンド「THE ORAL CIGARETTES」のベース/コーラス担当のあきらかにあきら氏もこの学部の出身である。
  • 駿台ツイッタラーを見てみると物理工学科、情報の志望者をよく見かける。

農学部 Edit

  • 比較的入試難易度が低いため、強豪で知られるアメリカンフットボール部(ギャングスターズ)は、進学校のラグビー部の目ぼしい高校生に家庭教師をして入学させている。

キャンパス Edit

吉田キャンパス Edit

  • メインキャンパス。どの学部に入っても、最初はここに通う。
  • かの有名なタテカンがあるところ。
    • 2018年度、撤去運動が始まった。

桂キャンパス Edit

  • 主に工学部の院生が通う。一部では島流しと呼ばれる事も。
  • 坂の途中にあるので、自転車で通う時は注意。
    • なお、坂を登りきるとそこは高級住宅街。

宇治キャンパス Edit

特徴 Edit

  • 官僚養成学校である東京大学に対して、京都大学は極めて自由で学究的な学風を誇る。
  • 他大学と比べても自由度は群を抜いている。
    • その自由度ゆえか、学生の自●率もNo.1だったらしい。
  • 学部・学科に関わらず科学の基礎研究に非常に力を入れている大学であり、現在で7人ものノーベル賞受賞者を出している。
    • 数学のノーベル賞とされるフィールズ賞受賞者も国内最多である。
  • 関西以外での世間的な知名度は意外に低い。
    • バラエティ番組『学校へ行こう!MAX』(2005年4〜5月放送分)で、「灘6」のメンバーの一人(三宅担当か岡田担当の人)が東大志望ではなく京大医志望だったところ、「何で東大じゃないの!?」とV6に驚かれていた(笑)。

入試 Edit

  • 駿台では京大対策のコースや通期、講習での授業がある他、『京大実戦模試』や『京大突破レクチャー』などが行われる。駿台校内外を問わず多くの生徒が受講する。
  • 駿台に限らず受験業界の良い食い物になっている。
  • 2018年2月、大阪大学に続き2017年度の入試(物理)での出題ミスが指摘され、追加合格者を出す事態となった。
    • なお、指摘をしたのは他塾の講師ではあるものの、青本の編集の際、新田克己先生や古大工晴彦先生が出題ミスに気づき、正答を記載している。
    • 三幣剛史先生はセンター試験後に記者とやり取りをし水面下で指摘のために動いていたものの、京大側からの確たる証拠が得られる前にネット上が騒ぎになってしまい、先を越される形になってしまったようである。
      • 三幣剛史先生はこの件に関し、京大の問題チェック体制のお粗末さをボロカスに貶している。
      • 同年度の阪大の出題ミスも古大工晴彦先生が気付き、青本には正答が記載されている。
    • これを受け、石川正明先生が2010年度の化学での出題ミスを指摘。これも青本に掲載されている。
      • 答案が廃棄されており合否に影響は出ないものの、合格発表前に外部からの指摘があり、採点に配慮したと発表している(現に河合塾東進の解答速報でも指摘はなされている)。
  • 京大入試カンニング事件の時は、大学側は生真面目な対応に終始して、もっとシャレの利いた面白いことの一つでも言えやと総ツッコミされた。
    • その翌年には、「精鋭達よ、知恵袋で待つ」とこの事件を皮肉った看板が立っていた。

概要 Edit

  • 入試は2日間(医学部医学科のみ面接を含めた3日)で行われる。
  • 入試の得点配分は超二次重視型で、特に理工系の学部で顕著(二次の数理の配点がかなり大きい)。
  • 一般的に文系は二次試験英語が、理系は二次の英理数が合否の要因となりやすい。
  • 理系でも二次試験に国語を課す数少ない大学の一つ。(評論、随想、古文から各1問の計3問。)
    • 理系の場合、国語は差がつかないと言って京大志望のくせに国語から逃げるやつも少なくない(そういう人たちに限って、模試や本番で差をつけられていることがよくある)。
  • 以下に科目別の傾向を記すが、プロとしての視点ではないので参考程度に留め、詳細は駿台講師に確認して欲しい。

英語 Edit

  • 2015年度入試までは大問3問構成、2016年度入試から大問4問構成となった。
    • 第一問、第二問が英文解釈、第三問が和文英訳、第四問が条件英作文となっている。
  • 近年は第一問に選択問題が、第三問に受験生自身に文章を考えさせる問題が出題されているが、ほぼ毎年傾向が微妙に変化しており、予断を許さない状況である。
    • 東大英語に近づきつつあると言われているので、余裕があれば東大の過去問を解いても良いだろう。
    • 2016年頃から会話文の穴埋めなど英作文で特殊な傾向がみられた。
    • しかし2019年度では和文英訳が復活し、100wordsでの自由英作文の出題と大波乱だった。
  • 長文読解は全体的に問題文が長く難解である。
    • 以前は全問和訳であったが、近年は内容説明問題が見られる。
    • 素早く要点を絞り出す事が求められるが、苦手意識を持つ受験生も少なくない。京大以外では京都府立医科大学、一橋大学過去問を解いてみるのがオススメ。
  • 関東駿台では、久山道彦先生、他予備校では代ゼミ東進の西きょうじ先生が、京大英語のエキスパートである。
  • 竹岡広信先生は京大英語を徹底的に批判する。

数学 Edit

  • 理系は大問6問構成で試験時間は150分。
  • 文系は大問5問構成で試験時間は120分。
  • 理系、文系で難度があまり変わらないのが特徴。近年は全体的に易化しつつある。
    • 現に2017年などは文系数学にその年の最難問がある。
  • 「論証の京大」と言われるだけあり、証明問題や論述が重視される。日頃から丁寧な答案作成を心がける事が必須。
  • 確率(漸化式が多い)、整数問題、図形(ベクトル絡みの問題が多い。但し、2016年理系の大問3などベクトルでも解けるが初等幾何で楽に解ける事もある)、証明問題がほぼ毎年出題される。
    • 理系は数IIIも必ず一問以上出る。こちらは微積、極限が多いが、忘れた頃に複素数平面も出るので注意。
  • 解答用紙はB4の白紙であり、左側に答案を書き、右側は計算用紙である。計算用紙に続く、など一言添えれば計算用紙も答案作成に使用可能。
  • 計算などの作業が重たい阪大の数学、処理能力が求められる東大の数学などとは異なり、こちらは一見複雑だが閃いたらすぐに解ける独自の問題が多い。解けた瞬間はその美しさに感動するだろう。
    • 例えば、整数問題で詰まったらn=1,2,3,...を代入して実際に確認して規則性を探す、などの方法がかなり有効である。
  • 3問完答できれば入試で足を引っ張るケースは少ないだろう(医学部医学科除く)。解ける問題と解けない問題の見極めが重要。
    • 医学部志望者は最低でも4問完答、残りの大問では部分点も狙っていきたい。
  • 今よりも数学がかなり難しかった時代は、医学部(医学科)でも半分取れれば十分、農学部は数学を捨てても合格可能とまで言われていた。
    • もちろん、他教科がかなりできた場合である。
  • 1日目の最後の科目でありその日の夜や翌朝に出来なかった数学の問題にうなされて2日目に支障をきたすことも多い。数学が文理関わらず入試全体の鍵になることだろう。

国語 Edit

  • 現代文、古文共に「何を言ってるのかは分かるけど、解答を書く、となるとどうやって書けばいいのかわからない」という事態がよく発生する。
    • そうしたことも踏まえて、京大国語全国で一番難しいとの呼び声が高い。
  • 理系は大問3問(うち古典1問)で90分。
    文系も大問3問(うち古典1問)で120分。
    • 第一問(現代文)は共通問題である。
      ただし、理系においては、文系の小問から1つほど減らして出題される。
    • 第二問(主に現代文、まれに近代文語文(擬古文))、第三問(古文、まれに漢文が入る)は文理別問題である。
  • いずれにおいても文系問題の方が問題量・難易度も上であると評されることが多い。
  • 特に理系の古文は文章が短く、センター試験より易しいと言われることも多い(センター古文はかなり難しい)。
  • 国語の苦手な受験生は白紙答案を作らない事が重要と言える。
  • 4~5割取れれば上出来である。
    • 学部にもよるが、理系となると15点くらいで合格する人もいる。
      • 無論、他の教科で稼いでいるからこそである。全く対策しない、なんてことがない様に。

物理 Edit

  • 理系のみ。大問3つで構成される。
  • 力学と電磁気は確定で出題され、残りの一問は波動or熱力学(or稀に原子物理)から出題。
  • 穴埋めと記述の両方の問題がある。穴埋めは可能な限り全て正解したい。
  • 物理現象を(例えば微積分の概念や級数、微分方程式などを用いて)解析的に解釈する問題が毎年のように出題される、微積物理に触れておいても良いだろう。

化学 Edit

  • 4問構成。
  • 第1問、第2問は理論化学である。
    • 第1問は計算メインで、主に化学平衡などが出題される。
    • 第2問も第1問とほぼ同様であるが、こちらは無機化学などの知識事項もついでに問われる事が多い。
  • 第3問、第4問は有機化学である。
    • 第3問はアルコール、芳香族に関する問題である。ほぼ毎年構造決定がメイン。近年はネタ切れなのか高校範囲で扱わない化学現象を問題で説明し、それを踏まえて複雑な構造決定を解かせる事がある。
    • 第4問は高分子化合物が出る。アミノ酸の構造決定が多いが、合成高分子の構造決定が出る事もある。糖や核酸に関しても2017年に出題されているので油断できない。
  • 所要時間的に、筆者は3→4→2→1の順で解くのを推奨する。
  • 上の通り、化学平衡を中心とした計算問題や有機化学の構造決定が非常に重要である。
    • 多くの問題を解く事で、多少難度が高い問題でも確実に解けるようにして欲しい。
    • 一方で無機化学の比重はかなり小さい。だからと言って手を抜いて良い訳ではないが、センターレベルプラスαの知識は確実に持っておきたい。

生物 Edit

  • 京大生物対策は大森徹先生(とチルドレン)の独擅場である。
    • 河合塾近畿地区の生物科は弱い。
  • 京都大学大学院生命科学研究科編『京大発! フロンティア生命科学』(講談社)は、大学の教科書であるが、入試にも役に立つかもしれない。

地理 Edit

日本史 Edit

  • 大問4問構成で試験時間は90分。
    • 第一問は小問3題の史料問題。史料に当てはまる語句の記述や史料内容の把握など、(京大模試以外の)予備校の模試ではあまり見かけない形式のため、初めて見る人は驚くかもしれない。特に現役生は早めに対策することをオススメする。
    • 第二問は短文の穴埋め問題である。駿台日本史科の講師は「雑問」と表現することがあるが、分野も政治・経済・外交・文化と多岐にわたるため、的を射た表現なのかもしれない。
    • 第三問は前提文からの出題である。第一問と似た形の問題が多い。
    • 第四問は2問の200字以内の論述問題である。時代も分野も主だった傾向がなく、歴史における全体的な理解が要求される。なかなか個人では対策しにくい大問であるため、できるだけ日本史科講師の添削指導を受ける方が良いだろう。
  • 近年は一問一答の易化傾向が見受けられる。
  • 世界史の方が簡単と言われているからだろうか。

世界史 Edit

卒業生(駿台講師) Edit

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