駿台生の心得

Last-modified: Wed, 27 Sep 2023 23:48:31 JST (209d)
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本ページでは、駿台での生活や学習について、基本的な情報と心構えをアドバイスする。

駿台について

  • 一年間の流れは大まかに以下の通りである。
    • 春期(3~4月)→前期(4~6月)→夏期(7~8月)→後期(9~11月)→冬期(12月)→直前Ⅰ~Ⅲ期(1~3月)。
    • 通期授業は,前期(全11週)と後期(全13週)に行われる。また,共通テスト直後にも最終授業(二次・私大演習)が1週間だけ行われる。
  • 講習会は,春期,夏期,冬期,直前各期の各時期に行われる。別料金で任意の講座を選択して受講する。
  • 駿台では座席指定制を採用している。席取りに時間を割く必要がない。
    • 教室の扉付近に貼り出されている座席表を確認して,自身の着席番号が記載されている席に座る。座席は基本的に2週間周期で変わる。
    • 視力の悪い人はクラス担任などの教務に相談すれば席を前の方に融通してくれる。なお西日本ではオペラグラスの貸出しはなさそうである。
    • 隣がハズレの場合は悲惨な目に遭う。
  • 授業は1コマ50分間を基本単位として実施される。授業が50分間なのは,最も集中力が持続する時間であるとされているからである。
  • 高卒生の授業は平日に午前(最大)4コマ,午後(最大)6コマの計(最大)10コマで実施される。コマ間には10分休憩または40分の昼休みがある。
    • 英数国は,前期に分野全体を学習して基礎を固め,後期に基礎を確認しつつ応用力を養成する。1コマの授業が多く,基本的に全員が自分のホーム教室で授業を受ける。
    • 理科社会は,前期後期を通じて基礎を中心に分野全体を学習する。2コマ連続の授業が多く,また自分の選択科目の授業を受けるために教室移動がある。
    • その他にも,志望大学別の講義や演習がある。また,必ずしも毎日10コマの授業が詰まっているわけではなく,空きコマの時間帯がある。
  • 現役生の授業は平日夜または土日に50分×3コマの形式で実施される。コマ間には10分休憩がある。
  • 授業のほかにも様々な施設・サービスがあり,休み時間や放課後などに利用できる。
    • 自習室は大まかに教室開放の自由席型と個別ブースの座席指定型の2種類ある。熱心に集中して頑張っている生徒が多く,その姿からやる気が引き出される。
    • 進学情報室(校舎にもよる)には赤本青本,実戦模試過去問合格体験記などがある。閲覧は勿論,コピーなども一部認められており,特に過去問の利用者が多い。
    • フロンティアホールは談話室である。食事をとったり,友達と勉強の教えあいをしたり,勉強の合間に休憩しにきたりといった使い方ができる。

授業

  • 授業中は、ノートは手早くとり、講師の説明を聞き漏らさずに、適時大事そうな口頭説明は自分が読めれば汚くてもいいのでメモし、復習時に授業内容を再現して思い出せるようにしておくことが大事である。
    • とはいえ、ノートや字の綺麗さは復習の意欲を左右することもあるので、時間と相談しながらほどほどに作ると良いかもしれない。
  • 授業時にメモをとるのは必須である(物理科坂間師の講義を除く)。たいていの講師は板書だけでなく口頭説明で大事なことを説明するのですばやくメモする癖をつけよう。
    • メモは復習の補助に過ぎないので、略字や略説で手早くメモを取るのも良いだろう。
    • また、論理関係や講義の流れが辿りやすいよう矢印などを用いてメモを取ったり、把握した構造性や本質を該当領域の内容を括りながら脇に記したりすると、理解しながらメモが取れる。
    • メモは復習時に解読できるように自分の理解に沿いながら取るべきである。
    • メモは手早く取り、それによってできた待ち時間で講師の口頭説明にさらに集中したり、授業内容(特に論理性)を解釈・理解することに時間を割くと良い。
  • 授業中はとかく講師の話を聞き逃さぬことが重要。丁寧にノートを取る方が復習時に見返しやすく望ましいが、ゆっくりノートをとっているようでは講義を聞き漏らす恐れがあるので素早く丁寧ノートを取ることを心がけよう。
    • 駿台の授業は概ね、過程を重視した学習法と解法を伝える「講義」であり、特に論理関係や構造を理解することが重要である。
    • 理解した内容を整理することで吸収率が上がるという側面もあるが、駿台の講義は非常に濃密なので、授業中は理解を最優先にすると良い。整理は復習時にまわそう。
  • 特に理系科目では、概説・解法の説明ともに、授業中の説明では、まずは理解が求められる。
  • 要項説明・概説では、各項目内の意味内容や論理関係の把握はもちろん、学習内容の構造性を見通しよく俯瞰できるようになるのが望ましい。この際、科目全体に共通する見方や体系の最も根源的な出発点など、本質を突いて全体を見通すことが望ましい難しいことでもあるので、信頼できる講師に相談するなどが良いかもしれない。また、これに注力しすぎるのもよろしくないので、特に一年の初めのうちはほどほどに。
  • 問題解説では、要項通りの過程や汎用性の高い過程を押さえつつ、最も単純な過程を追求することにより、要項の理解を確認しながら対応の幅を広げつつ、真髄を考究することが重要である。
  • 「ノートを馬鹿丁寧にとるのは、本当の馬鹿です」(物理科山本義隆師)
  • 講義内容はメモ程度に速記してあとで自分なりにノートを作る人もすくなくない

教材

  • 駿台のテキストは教であり,講師が学習内容を伝えるために用いる「材料」「素材」である。
  • 指導事項の大半は授業の中で示される。駿台では講義が命であり,担当講師の「授業力」と生徒の「吸収力」が問われる。
    • よく「駿台のテキストだけやっておけば大丈夫」と言われるが,配布された教材,個人の実力,志望校の難易度によっては,各自で補う必要があることは認識しておこう。
      通期教材は『基幹教材』『共通テスト対策教材』『テスト演習型教材』『大学別教材』の4種類からなる。
  • 『基幹教材』および『共通テスト対策教材』は駿台の教育課程の中核となる教材である。
    • 『基幹教材』には受験に必要な内容が網羅的かつ構造的に記されている。通期教材のほとんどがこれに該当する。後期の授業は前期の内容を前提にして実施されるため,後期に入るまでに前期の復習をしっかりと固めておく必要がある。
    • 『共通テスト対策教材』は基幹教材の内容や学習量を補助する役割もあり,基幹教材と合わせて駿台の教育課程の中核に位置付けられている。通年の現代文・古文・理系社会・文系理科,後期の英語(SS・MS・LSクラス以外),後期の漢文で配当される教材などが該当する。
  • 『テスト演習型教材』は授業の当日に配布され,1~2コマかけて前半にテスト演習,後半にその解説を行う。
    • テスト演習は,講義重視・基礎重視の駿台においては,貴重なアウトプットの時間である。時間内に解ききれるように頑張ろう。
  • 『大学別教材』は各大学の傾向に合わせた教材である。
    • 志望校に合わせた教材が交付される。精選された問題を用いて,講義またはテスト演習を行う。
    • 『◯大理系/文系数学研究』,『◯大現代文』,『古文TK』,『〇大世界史論述演習』,『パワーアップ演習』などが該当する。
    • 基礎固め(苦手克服)が最優先の前期のうちは,復習で追いつけば十分である。後期からは予習・テスト演習に力を入れて,実戦力をつけていこう。
    • 現役生の場合,各講座のテキストが『基幹教材』,テストが『テスト演習教材』だと思えば良い。

文房具

  • 筆記用具…鉛筆又はシャープペンシル(最低2本以上あるとよい。また普段はシャーペンを使う人も鉛筆も1本は持っておいた方が良い),消しゴム,黒ボールペン(黒を含む多色ボールペンでもよい。ただしフリクションのような消えるものでないこと),色ペン(ボールペンでもマーカーでもよい。の4色は欲しい),定規,のり。
    • 駿台には授業形式に拘りをもつ講師が多く,板書上でチョークの色に意味を持たせたり生徒側に色ペンの使い分けを指示してきたりする場合がある。初めは先生のやり方に従い,次第にそこから崩していくと上手な受講形式を確立させやすい。
  • ノート類…駿台では大量のノートやルーズリーフが必要である。
  • ファイル類…多くの授業で、テキストのコピーや補助プリントなどを整理するファイルが必要になる。ファイルの種類はクリアファイルが良いであろう。
    • 普段は板書中心・ノート中心の授業であったとしても,補足事項だけ,別解だけ、追加・差替の演習問題だけ,あるいは学期末の積残し単元だけをプリントで配布する場合は往々にしてある。

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