医学部

Last-modified: Sat, 08 Sep 2018 13:44:00 JST (37d)
  • 主に大学受験界では医学部医学科を指す。
    6年制を取る珍しい学科。
    • ご存知の通り多くの学部学科は4年制。6年制の学科はここ以外には薬学部薬学科、歯学部歯学科、獣医学部獣医学科ぐらいである。
  • 医学部医学科は医師免許を獲得出来、就職に有利という利点があり、他学部に比べて少人数であるので、他学部学科に比べて受験者レベルも倍率も格段に高い。
    • 現役生、一浪二浪生だけでなく多浪生、再受験生も多数受験する。
  • 一般私立大学医学部の学費(6年間で約2000万~5000万円)に比べて国公立大学(一部私立大学、防衛医科大学校も)は学費が格段に安い(6年間で約350万円)ため(防衛医大に至っては卒業後防衛医大病院で勤務さえすれば学費タダ+給料ゲット、自治医大も卒業後地元の病院で働けば学費タダ)、一層競争率もレベルも高い。
  • 特にセンター試験では90%以上の得点率が求められるため、厳しい戦いとなる。多くの近畿の医学部では例年センターボーダー(センター試験での合格率5割ライン)が89%以上である。87%は確実にとっておきたい。
    • 稀にセンター試験80%程度の得点率で京都府立医大、滋賀医大、中には阪大医学部等に逆転合格する者もいる。しかし、その為には相当な高得点を二次試験で取る必要がある。
      • そのため、センター試験の得点率が低い生徒ほど優秀とされる、世間とは真逆の風潮があるが、センター逃げ切り型が圧倒的有利なのに変わりはない。
      • 神戸大、大阪市立大等は二次試験でも高得点の争いになる為、二次での逆転は厳しいかも知れない。
  • ほぼ全ての医学部で面接を課すため、面接対策は非常に重要。
    • 基本的に明らかに不適性な者を落とすだけだが、後期や一部私立などでは点数を大きく課すところもあるため注意。
    • 駿台では通期では対策講座をとっておらず、夏期講習直前講習医学部面接対策なる講座を開設している。
  • また一部の入試では論文を課すこともある。ただ医系論文は通常の論文と違って自分の主張を述べるものではなく、対策方法が特殊なため参考書や講座(医系論文など)できちんと対策しておくべき。
  • (かつてほど顕著でもないが)医学部ごとに格(ランク)があり、高ランクほど医療界への影響力や研究成果が高い。
  • 大学間により結成された学閥による影響が大きいところでもある。(これも昔と比べてだいぶ影響力を失ったが)
    • 例えば就職する際の病院選択などで同学閥や出身大学系統の病院だと就職しやすかったりする。
  • 大学入学後も忙しい学部として有名。
    • 特に基礎教育課程(普通は2~4年生)ではひたすら暗記分野なので授業がたいして面白くもないくせに膨大な量の暗記を要求してくる。
    • その上専門課程に入ってから(普通は2年生から)は少しでも単位を落としたら即留年とする大学も多い。また4年生では実技試験OSCE、学科試験CBT、6年生では国家試験に合格しなければならず、これまた果てしない量の暗記を要求してくる。
  • 医師になれたとしても最低2年は研修を受けないと臨床医として出来ることが制限されてしまい(これは医師法で定められている)、4年近く研修を受けないと一人前の医師になれず、開業するには早くても30代前半までかかる。
  • 一人前になったところでそもそも医師という職業が非常に多忙な上に責任が非常に重い職業である。
    • 貰える収入も勤務医や医系技官だと多忙のため贅沢のために使う暇が殆ど無く、開業医になったとしても殆ど開業のためのローン返済に収入を充てる羽目になり、研究医に至っては研究の成果を残し、それを論文にまとめ学会に発表しなければ研究するために必要な地位を維持できないので意外に報われない仕事だったりする。
    • 勤務医の場合週40時間以上労働やサービス残業が当たり前の超ブラック職業でもある。(流石に近年の働き方改革の影響で改善された病院も出てきたが、未だ改善されていない病院もある)
    • 少しの医療ミスなどの不手際でマスコミに取りざたされたり訴えられたりされて容易に失職し得る。
  • 入学後後悔する生徒も多いため、親に言われて志望している人、金儲けのために医師になろうとする人など、自分の意志で人助けのために医師になりたいと思う人以外はもう一度志望する学部を考え直してみるのも良いかもしれない。