化学特講III(有機化学の完全征服)
Last-modified: Fri, 15 Dec 2023 02:27:43 JST (426d)
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※2020年度から本講座は「有機化学特講」に名称変更されている。
設置校舎
高卒コースのある全校舎。
概要
- 電子論を用いて有機化学を体系的に理解することが目標。
- 受験レベル+αを解説する講座である。
特徴
- 講座自体は非常に良質で、ある程度のレベルの学生ならば有機化学の実力は最高レベルまで引き上げられる。
- 苦手な人でもしっかり予復習すればそれなりのレベルまで引き上げられる。
- 誤解されがちだが、この講座に付いて行くだけならば、夏期の『化学特講I(計算問題)』ほど高いレベルは要求されない。
- 通期で電子論をある程度理解した人(電子論を主軸にして解説しない講師が担当でも、星本悦司先生ぐらい言及されていれば大丈夫)が最後の仕上げに受けるといった感じだが、その場合も通期の復習に時間を当てた方が賢明だろう。
テキスト
- テキスト作成は石川正明先生。
- 参考用に最初の章に混成軌道について書いてあるが自習扱い。
- 物質の名前の英語名での付け方も書いてある。
- 『原点からの化学シリーズ』の有機化学と構成は似ている。(著者が同じなので当たり前だが)
授業
- 【HG】講座である。
- 有機全分野扱うため、どの先生で受けても講義の説明時間に余裕はなく延長して何とか終わる。
- 時間が被らないように前後に授業は入れない方が良いだろう。
- 予習で分厚いテキスト(2019年度は403ページ。これは駿台のテキストの中でトップレベルで分厚い。)を読んでいることが大前提で、細かい所を中心に説明してから講義用問題を解く。
担当講師
- 京都校、大阪校、名古屋校を担当。
- 基本的に書き込み式のプリント授業である。ただし,演習問題の解説は完全な板書授業となる(なお後ろの2題程は時間が足りないことから解説プリントを配布する形になる)。
- 30分以上前に教室に入り,板書とプリントを用意する。
- 電子に着目した理論的な解説を行う。
- 「テンテンエッチ君」「親切おじさん」
- 2023年度の授業ではDNA, RNAの解説の際に今年のノーベル生理学・医学賞がmRNAワクチンにつながる技術を開発した2人に贈られたことについて触れた。さらに,「キャップ」と呼ばれるmRNAの末端につく特殊な構造を発見した日本人(故古市泰宏氏)がいて,本来ならその人も含め3人に贈られるべきであったが残念ながら昨年亡くなられたため2人になったとも仰っていた。
- 丸の内校を担当。
- 浜松校を担当。
設置一覧
【2019/20年】
校舎 | 期間 | 講師 | 備考 |
---|---|---|---|
京都校 | C3 | 石川正明 | |
京都南校 | A1 | 嶋田竜人 | |
大阪校 | D3 | 石川正明 | |
大阪南校 | B3 | 嶋田竜人 | |
上本町校 | C3 | 岡哲大 | |
神戸校 | C1 | 岡哲大 | |
西大寺校 | C3 | 嶋田竜人 | |
名古屋校 | B3 | 石川正明 | |
丸の内校 | D1 | 白井康寛 | |
浜松校 | C3 | 石井光雄 | |
広島校 | D3 | 岡哲大 | |
福岡校 | B1 | 岡哲大 |
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