化学S

Last-modified: Mon, 27 Aug 2018 23:12:42 JST (22d)

監修講師 Edit

  • 石川正明先生。
    • 高田幹士先生と吉田隆弘先生(関東の先生)なども協力。
      • 石川先生が編集責任であるが、駿台化学科の講師の合議で作っているらしい。

使用コース Edit

  • 理系のスーパーコースのクラス全てで使用。

構成 Edit

  • 通年の分量が凄く多い(Part1<Part2)。これを完全にこなすのは至難の技である。多くの講師にとっても補講なしでこのテキストを終わらせるのは至難で、作成者の石川正明先生ですら休み時間の延長or補講(Part2のみ)を行う。
  • 前期Part1は誰がやってもあまり差はないが、混成軌道を解説されると特に無機・有機で理解が充実する。混成軌道をPart2で使用する先生はPart1で電子軌道を学習済みである前提で授業をするので注意。Part2は先生による内容の差(特に気体と有機)が激しいので良講師が当たるとHAPPY。
  • テキストの各章はいくつかの項目から成り、各項目は要項・基本チェック・演習問題から成る。章末には参考問題が数題ある。
  • 要項には学習の要点が1ページにまとめられており、講義にて背景説明を補充する。尚、『新理系の化学(石川正明先生の著書)』に詳しい説明が与えてある。
  • 基本チェックと演習問題をメインに学習していくと良い。余力で参考問題もできる限りで取り組むと良い。
    • 参考問題はどの章も後ろの問題ほど難度が高いが、その分解説が丁寧になる。
  • 前期教材にはPart1・2共に付録に混成軌道の解説が詳しく載っているので、じっくり読んでみるのも良いだろう。
  • 従来の高校での指導の誤りを指摘するため、あえてあまり宜しくない問題、新課程で削除された範囲等が講義用問題に入っていることがある。そういった部分を担当講師が普通に解説して終わらせた場合も得られるものは少なくなってしまう。

特徴 Edit

  • 岡本富夫先生などさまざまな先生が「最高のテキスト」と大絶賛。
    • 星本悦司先生いわく、重要問題集のB問題、C問題レベル。(重要問題集にCはないが、あるとすればということ)
  • 後期Part1の無機の元素別各論は殆ど扱わない先生(北山一先生、片山雅之先生など)も多くいる。また、講義は行うが演習問題はプリントで済ます先生(石川正明先生など)もいる。
  • 担当講師が解き方重視の授業を行い、化学の背景にある理論を十分に解説しない場合、この教材の価値が落ちてしまう。
  • 関西の通期授業では基本的に、有機分野は電子論を使いながら体系的に学習していく方針である。
  • しかし星本悦司先生等は各々の知識に電子論による説明を加えるに留まり、また北山一先生、岡本富夫先生等は殆ど使わない。
    • これは、大学入試の上では深い知識や背景は必要不可欠というわけではなくあくまで暗記の助けであり、入試問題に対応できるだけの知識と解法をマスターできれば良いと考えているためである。
  • PART1とPART2の比率があまりにも違いすぎるため、各講師PART1とPART2を均等に担当しよう、という流れに1度はなったらしいが、今は偏りが多い(星本悦司先生談)。山下幸久先生のようにPART1のみ担当の講師や、嶋田竜人先生のようにPART2のみの担当の講師などもいるぐらいである。山下幸久先生は、自分で有機の方がどちらかというと教えるのが得意とおっしゃっているほどなので、是非PART2も持ってほしい限りである。
前期Part1前期Part2
第一章 原子第一章 気体
第二章 結合第二章 状態変化
第三章 結合-構造-性質第三章 溶液
第四章 酸・塩基と中和反応第四章 熱化学、反応速度、平衡
第五章 有機化学の基礎
後期Part1後期Part2
第五章 酸化還元反応、電気化学第六章 脂肪族化合物
第六章 沈殿、錯イオン生成、分解反応第七章 芳香族化合物
第七章 グループ別各論第八章 天然有機化合物
第八章 元素別各論第九章 合成高分子化合物
第十章 染料、洗剤、医薬品