大学入試センター試験

Last-modified: Mon, 09 Sep 2019 06:40:16 JST (12d)
Top > 大学入試センター試験
  • 大学入試センター試験とは、独立行政法人大学入試センターによって、例年1月13日以降の最初の土日に行われる、日本の大学の共通試験である。

概要 Edit

  • 1988年度(1989年)までは、「大学共通第1次試験」(共通一次)と呼ばれていた。大学個別試験を二次試験と呼ぶのはこのため。
    • 共通一次以前は、各大学が個別の一次試験を実施していた。*1
  • 全教科全問マーク式の試験。

特徴 Edit

  • ほとんどの国公立大学はここでの成績が大学毎の傾斜配点によって傾斜がかかり、その上で大学入試の点数になる。
    • その年の難度や二次試験での逆転も起こり得るので一概には言えないが、得点率としては東大、国公立医学部医学科なら90%前後、京大の非医学部なら85%前後、阪大の非医学部なら80%程度取れればボーダー*2は超えることが多い。
  • 私立大学でもセンター利用試験など点数基準にセンター試験を用いることがある。
    • 早大政経、法などには、理系の超高得点者が出願している。
  • 二次試験の足切りにも用いられる。これで足切りを食らって駿台に来た人も・・・。
  • 受験をよく知らない人は、「基本的」「教科書レベル」と実態を知らずにナメがちである。
    • 日本大学商学部に一般入試で合格したことのあるお笑い芸人の春日俊彰氏でも、半分程度の得点だった(2017年度)。
    • 東大文IIIに現役合格したことのある堀江貴文氏は、653/900点(72.6%)/文一足切り628点(2018年度)。
    • 難関大志願者ほどナメていることが多く。配点の低さを理由に一切対策をせず、二次ばかり勉強してセンターの受験の後に後悔するケースが少なくない。

出願 Edit

  • 出願に関しては検定料支払が9月初頭〜10月中旬、出願が10月初頭から約2週間である。
    • 現役生は学校で出願するが、浪人生は個人で一連の手続きを行なければならない。
    • 出願書類は校舎でもらえるので、絶対忘れないようにしよう。
    • 卒業証明書は、発行年は問わないが、コピーは不可(要確認)。
      • 高卒認定試験合格証はコピーでも可(要確認)。
    • 検定料支払時に追加料金を支払うことで成績開示を希望できる。
      • これは採点ミスなどの指摘を行う必要が出てくるかもしれない時のため、必ず希望しておこう。
    • 出願期間は意外と短いので、浪人生は要注意。

自己採点・成績開示 Edit

  • 出願時に成績開示を志望した場合、センター試験の結果は二次試験が終わった後にハガキで送られる。
    • そのため二次試験までは自己採点によって自分の点数を計算することになるので、センター試験の問題冊子(持ち帰り可)に自分の解答を残すクセを普段から付けておこう。
  • センター試験は試験後、当日に解答が発表される。
    • なので1日目の問題の自己採点は当日にできるが、して点数が悪いことに気がついたところでどうしようもない上に、2日目のコンディションに大幅に響くので、自己採点は2日目の試験が終わってから2日分まとめてやろう。

センターリサーチ Edit

  • センター試験後は自己採点集計を駿台・ベネッセ河合塾が行っている。
  • 医学部など、定員が少ない学部・学科の志願者の中には、高得点の虚偽申告をしてデータの攪乱を謀る者もいる。
  • A判定でも落ちる人の割合は3分の1くらい。(二次の配点が高い場合)

大学入試共通テスト Edit

  • センター試験は2019年度(2020年)をもって廃止され、新たに「大学入学共通テスト」を行われる。そのため、駿台の「センター対策」と書かれた授業や教材も全て名前が変わると思われる。

特徴 Edit

  • 全教科全問マーク式の試験。
    • 最も怖いのがマークミスである。マークミスに気づかず出願して足切りを食らった、なんてことのないように常日頃から問題を解いた後のマークチェックを忘れないこと。
  • 問題形式が独特な科目が多く、試験時間の割に問題量(設問数ではない)が異常に多い。
  • 受験生の実感としては、表に顕れる平均点以上に、年度ごとの難易差が激しい。
    • 難化しても超高得点を取る層が一定数存在するため、平均点が意外に下がらないことがある。
  • 得意不得意、問題の難易度如何に関わらず、数学、国語はハマると大量失点しやすい。
  • 選択肢は、肢だけ見比べて見て正解を導き出す「例の方法」や「津田秀樹式裏ワザ」が通じないように練られている。
  • 常に新奇の出題をしようと創意工夫しており(予備校や対策書の裏をかこうとしており)、毎年、受験生は「今年は傾向が違う!」と感じる。

対策 Edit

  • 問題形式が独特な科目が多く、試験時間の割に問題量が異常に多いので、いわゆるプロパー(専用)の対策大量の実戦演習が必要となる。
    • センター試験は大の得意だが二次力が非常に低い生徒もいれば、MS、SSクラスにおいてもある程度上位に入れる実力の持ち主が8割程度の得点しか取れなかったりする不思議な試験である。相性の部分も大きい。
  • たまたま高得点を取れた人や、超得意な人が、簡単、簡単と連呼するが、真に受けてはいけない。
  • どのタイプの試験にも言えるが、傾向を追いかける勉強は無意味である。それぞれの科目の本質を突いた学習こそがセンター試験での高得点の唯一の秘訣である。よって、過去問演習は問題形式(マーク試験)への慣れのためだけでなく、当該科目の学習のために行うこと。(竹岡広信先生談)
  • だいたいの受験生は11月〜12月頃から本格的に対策を始める。
  • 大学入試センターは予備校の模擬試験をチェックしているらしく、的中はないとされる。
    • 的中した場合、本試と追試の問題を入れ替える。
    • 本試が追試より難しい年度があるのはそのため。
    • ただ直前期だからか、『CP』は毎年数問的中させている気がするので重点的に復習しよう。
      • 2018年は地理のグラフや、化学のイオン濃度の変化などが的中したり、2019年英語の第6問の内容が非常に似ていたりしていた。
  • なお、マーク模試パックVなどの予想問題集はセンター試験の問題と比べて似ても似つかない(質的にも劣っている)ケースがある。
    • 駿台現代文科の某人気講師曰く、「忙しい予備校講師が数ヶ月で作った模擬問題が、作成部会が2年間かけて作った問題に敵うわけがない」とのこと。演習は過去問を最優先したい。
    • 中野芳樹先生は、例年、『冬のセンター現代文』について、受けるなら早期に受講し、模擬問題ではなく過去問研究を丁寧にこなすことを強調なさる。
    • 「こんなこと言って来る奴いた。『先生、過去問と実践問題集どっちが良いんですか?』この質問ヤバくない!?ウンコとカレーどっちが良いですかって聞いてるようなもんだよ??」(竹岡広信先生語録より)
    • 河合塾パック竹岡も解きました。解なしの問題がたくさんありました。」(竹岡広信先生語録より)
    • 「アホパック!河合塾パック!Z会パック!顔パックしとけ!」(竹岡広信先生語録より)
  • 大学入試センターは、受験生に人気のある参考書もチェックしているらしい(確認不能)。
    • センター試験 マル秘裏ワザ大全』(洋泉社)、『センター試験 必勝マニュアル』(東京出版)、『古文単語 ゴロゴ』(スタディカンパニー)、『漢文早覚え速答法』(学研プラス)など。
      • 過去問を仔細に検討すると、傾向を変えて敢えて外しにかかっているのがわかる。
      • 上記の参考書だけで通用したのは過去の話である(が、これらが依然として、裏ワザ以外は良書であることに変わりはない).。
    • 逆に、黄色本は頻繁に改訂して傾向をすぐに後追いしているため、発行年と出題年を確認しないと、網羅性が高い、的中したと勘違いしがちである。

英語 Edit

  • 英文自体はそれほど難しくないが、試験時間の割に量が異様に多い。
    • 慣れると20分以上余って解き終えることも可能。半分の時間で解けるという猛者も。経験が重要。
    • しかし、あくまで可能であって舐めていると痛い目に遭う。速く解けても間違っていれば元も子もない。速度に拘り過ぎてケアレスミスをしないよう注意。
  • 英語が得意な人ほどナメがちであるが、意外に180点以上は難しい。
    • 例年、早慶など難関私大合格者でも無対策で受けると、170点程度である。
  • 時間配分に失敗したり、紛らわしい選択肢にハマったりすると、得意な人でも大量失点することがある。
    • 読解問題は、一問の配点が大きく雪崩れ式に間違うと大量失点に繋がる。
    • 2018年の大問5(タコ型宇宙人のエッセー)では、内容が掴めず大コケする人が多く見られた。
    • 『ドラゴン堀江』の芸人TAWASHI氏(早大人科中退)も時間配分に失敗して131点であった(2018年度)。
  • 多くの英語講師は「センター試験程度は読めれば解ける」と思っているが、紛らわしい微妙な選択肢もある。
  • センター英語研究は、竹岡広信先生が第一人者であるが、基本的に対象者は最低でもセンター英語で8割以上取れる人である。
    • つまり、不得意な人(160点未満)が楽して得意になる(180点以上)ような講義・参考書ではない。
  • 2019年度の英語は竹岡広信先生の逆鱗に触れた。
    • センター試験翌日の補講では「マーク模試みたいやったなぁ!変な問題解かされてんのほんま可哀想やわぁ!」と叫んでいた。
    • 一部の信者は師がマーク模試のようだと批判することを試験中に察していたらしい。
    • 学研プライムゼミのYouTubeチャンネルでも怒り狂うのを必死に抑える様子が見受けられる。
    • 「作成部会が作問を面倒臭がって、昔からの問題で使わんったやつの在庫放出大セールやってるみたいやなぁ!」とまで言わしめた。
    • とにかくものすごく怒っていらっしゃった。
    • あくまで師の推測だが、「今まで良問を生み出してきた作成部会の先生方はみんな新テストの担当に移ってしまった」可能性があるそう。
      • 2020年度の最後の被害者たちが可哀想である。
  • リスニングに関しては、近年リスニングへの需要が増しつつあるためか難化傾向にある。出題パターンはほぼ決まっているので、こちらも練習して慣れるしかない。
    • 模試では安定して満点を取れていた人が当日8割しか取れないケースも増えている。一問聞き逃したり理解できなくても動揺しないよう注意。

数学 Edit

  • 数学は当然差が付きやすい。
  • 問題そのものの難度としては駿台の中上位層ならコンスタントに90%以上取れるレベルだが、計算ミスが致命傷になりかねない。
    • 各問題の処理速度も重要となる。普段の演習では、試験時間より10分短い50分で完答できるよう練習しておくのが望ましい。
  • センター試験で合計9割近くの高得点を取るには、国語や社会などの失点をカバーする為にも数学は満点を狙いに行く必要がある(特に理系の受験生)。丁寧に解くことを心がけたい。
  • マーク模試では(本試験でも?)誘導が意味不明な時があり、焦ってハマると大問を丸々1題近く落とす羽目になる。本試験ではおかしな誘導はないので安心しよう(?)
    • が、たまに変な誘導を掛けてくる時もある。また、試験中の受験生のメンタルを考えればあまりよろしくないレベルの意地悪な出題をすることも。
  • 2015年度は平均39点という不滅の大記録を打ち立てた。
    • 当然歴代最低点である。そもそもの難易度+時間を食いまくる問題などが絶妙に合わさって、主に苦手な人は完璧に撃沈した模様。予備校によっては予想平均点が3割を下回るという異常事態が発生した。
      • 流石にこれには作成部会も反省した様子。
  • 出題者もセンター対策書を研究しているためか、時短の裏技や汎用性の低い定理や公式は使えないようになっている。
    • 逆に言えば、毎回使える技は"裏技"ではなく、「数学として正当な時短の計算方法」ということである。これらは記述答案を書く際にも使えることが多い。
    • 結果論的に使える裏技があることもあるが、試験場では思いつかない。すぐに思いつくような人は裏技を使わないでも時間内に解ける。
  • 二次の数学とは全くの別物。対策をしていないと上位層でも9割以上取れない事がある。特にデータの分析は高校や予備校でも軽く流す事が多く、ナメていると致命傷になる。
  • 五藤勝己先生の授業の語録も参照のこと。

国語 Edit

  • マーク式という性質上、二次試験とは打って変わって国語で差が付きやすい。
  • 得意な人でも、なかなか180点は超えないが、ハマると130点くらいしか取れないこともある。
    • 一問あたり8点など配点が非常に高いのが主な原因。
    • そのため、国語の自己採点は心臓に悪い、という生徒が多い。一問ミスっただけでも全体の得点率が1%下がるのであるから、当然といえば当然だろう。
  • その癖、時間制約が非常にキツイ(1問で20分という計算になるが、年度によっては30分くらいかかるような問題が出る)。毎回時間オーバーとなる生徒が続出する。
    • 「これでは読解力ではなく主に情報処理能力を問う試験ではないか」「設問は良いのに、時間がこれだけしかないのはもったいない」と言った批判もたまに聞かれる。
    • 時間に対しての分量の多さゆえ、4題のうち一つでも難易度調整をミスったような問題が出ると、平均点が見事にガタ落ちする。
      • 2013年の評論と小説、2014年の古文と漢文がその代表である。
      • これら2件に関しては国語教育関係者から非難が殺到したらしい。
  • 総合的に見れば、(特に現代文は)非常に良く練って作られた良問であり、中野芳樹先生、小泉徹先生、果ては東進の批判魔林修氏らをはじめとした全国の現代文講師を毎年唸らせている。

評論 Edit

  • センター国語の中では比較的解きやすい問題が多い。
  • 満点を取れることもあるが、ハマるとボロボロ失点する。
  • 数年に一回随想が出題されるが、その時は難度が高く平均点が下がりやすい。
  • 2015年のツイッターに関する問題、2016年のリカちゃん人形の文章など、受験生をリラックスさせるための配慮なのか腹筋を崩壊させに来る年も見られる。平常心を失わないよう注意。
  • 2013年、小林秀雄の「鐔」が出題され、後述の小説との相乗効果で当時の最低平均点を記録した
    • とある大学教授は「意義を欠いた好みの押し付け」として新聞に寄稿し、この出題を猛批判した。
    • 今までにない随想形式、今までにない設問の設定の仕方、受験生にはおおよそ分かりにくい話題、語注が古文より多い21個etc.・・・が原因となり、受験会場を阿鼻叫喚の地獄絵図へと変えた。
    • 「根拠の薄い出題」とよくれているが、実際のところは本文中に答えの根拠はしっかりとある。が、それを差し引いても普通の受験生としてはそれが非常に掴みづらい。
    • たいていはセンター国語を絶賛している林修氏も流石に「問題は良いが、80分の試験ということを考えると大いに疑問が残る出題」「語注の多さにより読むリズムがズタズタに引き裂かれるなど、受験生の心理状態や時間制約の事への配慮が足りない」として強い批判を加えていた。

小説 Edit

  • 評論と比べればやや差がつきやすいが、古文ほど難しくはない印象を受ける。
    • 評論と比べれば問題文が長くなる。スピードも重要。
  • 主人公と周囲の人物の心情をメインに素早く正確に読み進めていこう。
  • 出題者が高年齢のためか、戦前〜高度経済成長の社会を舞台にしたものが多く、状況や言動に時代錯誤な内容が見られる事もある。あまり気にしない事。
  • 最初の小問では語句の意味を問うてくるが、これが侮れない。辞書通りの意味で答えると不正解になるケースも見られる。文脈に応じて柔軟に対応すべし。
  • 評論同様、受験生の腹筋を崩壊させに来ることがある。ネタとしてはこちらの方がインパクトが強いかも。
    • 2011年の「ゴ・メ・ン・ナ・サ・イ・ネ!」、2014年の「あははははははは」「おほほほほほほほ」、2017年の「おっぱい。おっぱい。」など。
  • 得意な人は無勉でも満点が取れることがある。また、あまり勉強してこなかった人が無根拠(読解法などは一切用いない)のフィーリングで高得点を叩き出すことがある。
    • 反面、小説という性質上、ハマると評論以上に崩壊(大量失点)することもある。
  • 2013年、『地球儀』という小説が出題され、前述の『鐔』の出題も相まって、当時の最低平均点を記録した
    • 作中作という今までに見慣れない形式はさることながら、まず普通に読んでても理解しにくい表現があるのが原因。
    • 尚、この作品内での「スピンアトップ、スピンアトップ、スピンスピン、スピン・・・」「フーエーヤー?フーエーヤー?・・・チョッ!」なるフレーズは受験生の腹筋を殺しにかかった。
      • 受験生もスピンスピンスピンした。

古文 Edit

  • 本文自体が難しい、量が多い(時間が足りない)、選択肢が紛らわしいと三拍子揃っている。
    • 二次試験とは全くの別物。東大や京大の古文の方が本文自体は易しいと言われている。
  • 十分な知識、スピード、読解力がないと高得点は厳しい。
  • 選択肢が「出題者が背景知識豊富な専門家だからこそ言える、本文だけからはこんなことはわからない」ことがあり、消去法(とヤマ勘)でいくしかない。
  • 例年、数IIB同様、受験生キラーとなりがちな悪名高い分野である。
  • 2014年、センターには絶対に出題されないとされていた『源氏物語』が出題され、漢文の難易度も相まって、平均が5割を切るという異常事態が発生した。ちなみに2013年も平均は5割とちょっとという凄まじい難易度であり、それよりも更に難化したのである。
    • 東大京大志望ですら7割後半取れてれば万々歳、というほどであった。相当であろう。
    • やっていればわかると思うが、源氏は主語省略+敬語のオンパレード+単語レベルが高い、ということもあってセンター程の試験では出ないとされていた。
    • もちろん、これに関してはあらゆる箇所からクレームが殺到した。
      • 関東古文科の秋元吉徳先生は、これについて、受験生の大半が絶望の底に叩き落とされたことをネタにしつつもこの源氏の出題はセンターの出題としては難易度がおかし過ぎる、という趣旨のことを仰っていた。
      • また、某師は「本番で出てしまったらどうしようもない問題」として苦言を呈していた。
    • ちなみに、「あさきゆめみし」を見ていた生徒は楽勝だったらしい。

漢文 Edit

  • 漢文早覚え速答法』(学研プラス)だけで通用したのは2007年以前の話。
  • 未だに「センター漢文は楽勝」などという莫迦がまだいるので要注意。正しくは「センター漢文は『本当に漢文が分かっていれば』楽勝」なのであって、これはどの科目にも通ずることである。
    • 全体像が見えれば簡単で、長年漢文を勉強していないはずの竹岡広信先生でも満点を取れたそう。
    • 漢文に限らず、模擬問題は知識偏重であることが多い。
    • 全体像が見えよう見えまいが、句法問題は知識がないと解けない。
  • タケオ科のように満点を取れることもあるが、決して簡単ではない。
    • タケオ科の例は結果論に過ぎない。
  • 難化した2008年以降の過去問自分で解いて判断しましょう。
  • 理系でも『漢文ヤマのヤマ』(学研プラス)程度はやっておこう。
  • 句形はもちろんのこと、対句に注目させて読み下しを選ばせる問題も多い。

物理 Edit

  • 全体的に標準的な問題が多く、難関国公立大学理系志望の受験生なら安定して9割前後は狙える。
    • しかし、これは基礎ができていての話なので、基礎が固まっていない人は教科書レベルの問題集で基本演習をやろう。
    • よって、基礎ができていない人が大量に過去問をやるのはあまり意味がない。
  • 引っ掛けも時折見られ、計算ミスをした際に算出される数値が選択肢に入っている事も多いので丁寧に解くことを心がけたい。
  • たまに「選択式でなければ難問」も出題される。
  • 駿台のセンター対策では高井隼人先生が人気。

化学 Edit

  • オーソドックスな問題が多いが、やや癖があるものも見られる。慣れていないと意外に高得点は取れない。計算問題も桁数が多かったりとシンプルとは限らない。
  • 知識確認系の問題では重箱の隅を突いてくる事がある。
    • 二次対策では優先度があまり高くない無機化学やコロイドの範囲は失点に繋がりやすいので要注意。配点の関係上、知識問題で失点すると9割は絶望的になる。
  • 選択肢も「例の方法」や「津田秀樹式裏ワザ」が通じないように工夫されている。

生物 Edit

  • 選択式で無ければ東大・京大を凌ぐほどの難問が含まれることもあり非常に良質な問題が多く並ぶ。
  • 最新の生物学の知識が考察問題として必ず問われており、単純暗記だけでは対応しきれない上に短時間で設問文の情報を処理する能力も要求される。
  • 安定して9割以上をキープするためには生物の筆記試験がかなり得意な学生でもプロパーの対策が必要なことが多い。
  • 知識偏重だったり実験重視だったりと、年によって出題にブレがある。
  • 文系の生徒の多くは生物基礎を選択する。
    • 暗記の比重が他の理科基礎と比べて大きいためである。
    • しかし、ある程度理解できていないと解けない問題を出すことがあるので、暗記だけで乗り切れるわけではない。
    • 大森徹先生もセンター生物基礎の対策本を出しておられるので、そこそこ需要があるのだろう

地学 Edit

  • れっきとした選択科目であるにも関わらず、理系では地学選択の人をほとんど見ない。
    • 漫画『ドラゴン桜』では物理、地学選択で東大理Iに挑んでいたが、そのようなケースは非常に稀である。
    • 昔から東大・京大理系受験生が裏技として選択することはあるにはある。
  • しかし、文系では地学基礎選択の受験生がちらほら。
  • 講師などの詳細はこちらの地学科を参照。
  • 物理基礎、地理選択だとやや有利かも知れない。
  • 難化しても被害者が少ないため話題にすらならない。

世界史B Edit

  • 暗記が多い一方で、時間をかければ絶対に満点が取れると言われている。
    • その代わり、対策に費やす時間が膨大であり、高得点を取った東大理I現役合格者は「ひょっとすると今年は(二次の)数学よりも時間をかけた」そうだ。
    • 7〜8割くらいで安定するにはそれなりの勉強量を要するが、ある程度慣れていけば9割近くで安定させることができるのも魅力。
    • 中世ヨーロッパやフランス革命以降は複雑な国際情勢が関わっている(そしてセンター頻出である)ため、非常に覚えにくく、暗記が苦手な人はそれなりの覚悟が必要。
  • 出されるところが割と固定化している。聞き方は違うけど、結局同じようなのが過去問模試にある、というパターンもちらほら見られる。
  • 出来事が何世紀に起こったのか、そしてその時の治世者は誰か、などを抑えていくと効果的。
  • 浪人して社会の選択を世界史に変える高卒生も見られる。
  • センター試験で高得点が求められる医学部志望者の間では、世界史選択の割合が他学部志望より高いそう。
  • 国語や数学、英語などの時間制限が非常に厳しい教科に比べれば、時間制限はそこまでキツくない。
    • 上位層(≒安定して8〜9割を取れる層)ともなると、30分くらいで解き終えてしまう人もいる。
    • その時間を使ってミスがないか、見直しを徹底しよう。
      • 実際、気づかないうちに凡ミスなどで失点してしまっていることもあるので注意。
  • 近年は、「日本史は世界史の一つ」という考えが広まったためか、日本史絡みの問題を出すことがある
    • とはいえ、中学レベルで済むことが殆どである(元寇や鎌倉幕府成立の年、など)
    • また、1990年代や2000年代など本当につい最近の事を聞くことがある。教科書の最後の方に書いてあることなので、意外と盲点となりやすい。
      • たまにニュースで取り上げられる事柄が出る事もある。

日本史B Edit

  • 知識量が膨大、かつ(センターレベルのみならば)無味乾燥としている分、作問は極めて単純、かつ安定している。
  • そのため理系では、9割を安定させたくて、コツコツとできる自信がある人は選択することが多い。やることをやっていれば会場での精神的負荷がとても小さいのも魅力。
  • 社会科全てに共通するが時間をかけてやらないと思い通りの点数には届かない。
  • 高得点を取りたいのならば、為政者の順番を押さえるのが必須となるが、その暗記が中々辛いところ。根気良く覚えておかねばならない。語呂合わせなどを使うのも良いだろう。
    • 特に近現代では内閣が登場するが、基本的にその順番は全て覚えておかなければ点数は見込めない。
    • ある出来事がどの内閣で起こったのかも押さえておく必要がある。しかし、押さえて仕舞えば、近現代に関してはある程度の点数が見込める(特に年代整序は面白いように解けることもある)。

地理B Edit

  • 理系の受験生は地理を選択することが多いが、国語に次いで差がつきやすい。
    • 暗記こそ少ないが、問題のジャンルが幅広く理解力、思考力が問われる。
  • 問題が独特かつ年度によって傾向や難度がブレる事が多い。独学では特徴が掴みづらい。
    • 2018年のムーミンの問題など社会的に炎上したケースもある。一部報道が勝手に騒いでいただけのような印象はあるが・・・。
    • 試験後数ヶ月間、ムーミンの舞台を巡ってフィンランド大使館をも巻き込んだ問題となり、一部からの批判も相次いだ。
    • なお、実際にはムーミンの知識が無くとも解ける問題であり、良問であるとする意見も多い。
    • 当時の受験生は殆ど気にしておらず、岡田了一郎先生はこの問題を的中させていた。
  • 上記の理由から運、問題との相性などと言われがちである。しかし、満遍ない知識、思考力を問う非常に良問であり、毎年全国の地理講師を唸らせ続けている。
    • 予備校の予想問題が特にあてにならない科目であると言える。
  • 高い思考力が必要とされる反面、知識の量と質については多くはなく、難しくもない。
    • 高校地理の内容より、中学地理の内容を完璧にマスターすることを最優先に考える。
      • 基礎を固めるという意味合いもあるし、どうしても高校地理の学習では疎かになる日本地理の学習対策という意味合いもある(センター試験では意外なほど日本地理が出題されている)。
    • 実際、中学地理の知識をしっかり固めておけば、思考力さえ十分であるなら、センター試験で80点以上の高得点が狙える場合もある
  • 安定して8割以上取れるようになるには正しく勉強し、正しい考え方を身につける必要がある。
    • 日本史や世界史のように満点を狙いに行くのはかなり厳しい。
  • センター地理のスペシャリストとしては岡田了一郎先生が挙げられる。

公民 Edit

  • 地歴公民の中でもっとも覚える量が少ない。
  • 年度によって難易度が乱高下する科目。
  • ほとんどの受験生は、白本(あるいは学研のNシリーズ)程度はこなしてくる。
    • 差をつけるにはそれ以上の勉強が必要で、公民という科目の特性上、高得点を狙うのはコスパが落ちる。
  • 趣旨問題、グラフの読み取り問題が散見される。
    • これは新テストの実験となっている。
  • 8割手前までの得点には、コスパが高い。
  • 結果的に9割以上取れることもあるが、安定して9割以上取りたい人は選択しない方がよい。

倫理 Edit

  • 「倫理」は、楽勝科目であったのはかなり前の話で、細かい知識や国語力も問われるため、選択には注意が必要。
    • 他の地歴科目以上に科目との相性にも左右される。
    • 相性のいい人は学習が苦になることはないが、哲学等が苦手な人は覚える量が少ないからといって安易に選択すると痛い目を見る。
  • 知識面では、山川の用語集では不足で、清水書院の用語集レベルの知識が必須となる。
  • 未だに年配の講師(倫理担当以外)や職員などは「倫理は楽勝科目」と言うこともあるのでは真に受けないように。

政治・経済 Edit

  • MARCH関関同立の政経選択者でもなかなか9割は取れなくなってきている。
    • 特に2018.19年度は非常に難しく受験生を悩ませた。しっかり勉強しないと厳しい科目である。
  • 日頃からニュースなどをしっかり見ていれば、案外勉強しやすく簡単だったりすることもある
  • 高得点を狙うには二次・私大レベルの勉強が必要となるが、二次・私大レベルの勉強をしたからと言って必ずしも高得点を取れるとは限らないという矛盾を孕んでいる。

倫理,政治・経済 Edit

  • 難関大学を中心に公民教科のいわゆる「倫政しばり」をしている大学が多い。
  • 両科目の現代社会分野がダブるので、範囲は単純足し算よりはやや少なくなる。
  • 倫政の優れた参考書はほとんどなく、高得点を狙うにはそれぞれの科目の参考書で勉強するしかない。

現代社会 Edit

  • 「現代社会」は人によっては一切勉強しないでも6~7割取れるが、安定して9割以上取るのは至難の業である。

ーー

Amazon




*1 共通一次導入以前の各大学の一次試験の過去問は入手困難だが、川渕圭一著『東大の国語力』『〈小説〉東大過去問・現代文(文庫ぎんが堂)』(イースト・プレス)で東大の国語の一次試験を見ることができる。
*2 センター試験直後にその年の受験生の得点率から各予備校等が発表する、センター時点での合格率5割ライン