力学特講

Last-modified: Wed, 22 Jan 2020 12:44:14 JST (1548d)
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設置校舎

高卒コースのある全校舎。

テキスト

  • 作成は高井隼人先生(2016年度より)。
    • 師曰く、このレベルが出来れば入試で困ることはないとのこと。
    • 「去年(2015年)までの『力学特講』は簡単過ぎたので、僕が書き直しときました(ニヤッ)」
    • 自習用問題もテキストに収録されている。
    • テキストの出来も良く、古大工晴彦先生も、「(自分の)担当が無いのが残念なくらい」と絶賛していらっしゃった。
    • 2017年度から追加された「重心運動と相対運動」及び「実験室系と重心系」は後期でしっかり扱うのでご安心を。

授業

  • 【HG】講座である。
  • 2015年度までは「もはや『特講』と呼ぶのに相応しくないほど超基礎講座」というレベルであったが、2016年度より難易度が引き上げられ、2017年度より【HG】講座となった。
    • しかしながら相変わらず設置数は少ない。
  • パンフレットによると『電磁気特講』と同レベルになっている。
    • 実際、問題も前期で扱った範囲はかなり重たい入試問題で構成されている。自習用問題にのみ大学名の出典が記されているが、京大東工大阪大、東北大、早稲田などの難関大学も名を連ねる。
      • 特に3日目の単振動は東大等難関大の問題で構成されておりかなり重たい(が、かなり良問である)。
  • 授業は多少は基本的な説明はある(後期で学習する分野の「万有引力」や「力のモーメント」等はかなり初歩的なことから説明される)が、『電磁気特講』よりも問題の解説が中心である。
    • よって、この講座の主な目的が、苦手克服のためではなく、中級から上級へもっていくためである点に注意すること。
  • 校外生で力学の基礎ができている人が取る場合、「万有引力」等の解説がまどろっこしく感じるかもしれないので取る必要はないかもしれない。

担当講師

高井隼人

  • 京都校神戸校西大寺校浜松校を担当。
  • 通期授業や『電磁気特講』の様に、定義から確認することは少なめで、問題の解法についての考察や研究が多い。その為、ある程度の基礎力があることは前提となる。
    • 各問ごとにポイントを纏めるが、それらは非常に役立つ。
  • テキスト執筆者だが、担当が少なく、締め切る可能性が高い。

三幣剛史

  • 京都校上本町校を担当。
  • 高井隼人先生よりは基礎的な事柄から話すので、基礎に不安がある人は師での受講を検討すると良い。
  • とても分かりやすく丁寧に教えてくださるのでオススメ。

入江力

  • 名古屋校丸の内校を担当。
  • 締め切る可能性あり。
  • 基礎からしっかりと扱う。その代わり延長は半端ない。夜の講座を取った場合終わるのは10時頃。
  • 通期で師の担当でない人でも「専門用語辞書」や力学分野の「理論プリント」と呼ばれる大量な師の手書きプリントを入手できる。
  • 定義や本質、原理、一般的法則をかなり重視する解説をなさるからか、一部の上位層から支持されている。
  • テキストの解答解説(難度表記付き)のプリントが配布される。この講座ではそのプリントをもとにテキストの問題の解説をする。まずは力学分野の「理論プリント」の解説から入り、それからテキスト問題の解説という流れで授業を行う。
    • それでも前述の通り授業の大幅延長を辞さない程、授業内容を基礎的な部分からかなり丁寧に解説するし、前述の「理論プリント」に師の体系化された理論の解説が詳しく書かれているから、物理が不得意な人は「理論プリント」を熟読したり、この授業の復習したり等すればある程度の理解は得られる。
      • ただし高校数学、特に「三角関数」と「微分積分」(数Ⅲ範囲も含む)の分野において一定以上の習熟度は欲しいところである。これが不十分だと授業を理解するのが困難であったり、表面的に理解できても実戦で使いこなかったりする可能性が高い。
  • 初級、中級者にはオススメできない。

中田俊司

  • 京都校名古屋校を担当。
  • 上級者向け。力学の基礎が確立できていない人は控えた方が良い。

植田隆博

牛尾健一

吉田周平

  • 神戸校を担当。
  • 問題解説を中心に進めながら、問題へのアプローチの仕方や重要な定義をその都度、ポイントで纏めてくれる。
  • 時折、問題文に問われていない部分や受験生が勘違いしがちな点なども丁寧に教えてくださるため、板書量はやや多め。4コマ目以降は大幅に延長する可能性がある。
  • 基礎に不安がある場合は、師での受講も検討して良いだろう。

森川正文

設置一覧

《2019年度》

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