中田俊司

Last-modified: Tue, 05 May 2020 19:01:03 JST (1445d)
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中田俊司(なかたしゅんじ)は、駿台予備学校物理科講師。

経歴

  • 高専卒

授業

  • 現役生の授業は担当していない。
  • マイクを腰の辺りに付けるので、全く声を拾わない(ただ、師の声は大きく通るので聞こえないことはない)。
    • しかも、プリントを使う際にマイクが紙の擦れる音を拾うので完全に邪魔である。
  • 要項説明にプリントを多用する。全て「手書き」で、師は「基礎プリント」と呼ぶ。
    理解することに集中して聞いていれば良いとおっしゃるが、黒板の板書もかなりまとまっているので余力があるなら写しておくべき。
  • 物理の根本に忠実な授業をするため、上位層からの支持は厚い。熱狂的なファンも多数存在する。
  • 解析的な微積物理を展開する、関西駿台では珍しい講師。
    • 問題解説においては、まず解析的に現象の解説を行ってから、答案として生徒が本番でできることのみを行うという、関東含め大抵の先生が片方しかやらないことを両方やるため授業ペースは遅い(よく進度を中田正教先生と競っていらっしゃる)。補講は覚悟しておくべき。
  • 特に師の『電磁気特講』は価値のある講座。
  • しかし、物理が苦手な人からしたら何を言っているのかさっぱり分からないようである。頑張って付いて行こう。
  • 単振動の授業では、その場できちんと運動方程式を立てて角振動数ωを求めた上で周期を求めるべきだと繰り返し言う。単振動の周期T=2π√(m/k)を覚えることを非常に嫌って、この式も「皆さんのだぁ~い好きなこの式」と言う。

担当授業

通期

2018年度まで

春期講習

夏期講習

2019年度
なし
2018年度まで

冬期講習

直前講習

直前Ⅰ期

直前Ⅱ期

人物

  • 石川県出身でプーチンと同い年。
  • かつては、新田克己先生に次ぐ関西物理科No.2だった。
  • パパス。由来は「PAPAS」とプリントされた服をよく着ていることから(因みにPAPASはゴルフウェアのブランド)。流石に「ぬわーーっっ!!」とは言わないが「ウワァーオ!」とか言う。
  • 講師歴30年以上のベテランである。
  • 元東芝のエンジニア。
  • いつも帽子を被っている(ビジュアルを気にしての配慮らしい)。
  • 講師室ではマスクをしている可能性が高い。
  • 左利き。
  • 先端恐怖症らしい。
  • 古大工晴彦先生には「俊ちゃん」と呼ばれている。
  • どことなく三森司先生と共通点がある。
    • おそらく2011年度までの長年、名古屋校で同じ曜日に出講していたため、非常に仲が良いからであると思われる。
    • 名古屋校では講師室で談笑するシーンがしばしばあった。
    • 余談だが、二人とも口ひげを生やしているのに加え、喫煙者でもあった。
  • どこと無くひょうきんな感じ(何処かアインシュタインに似ている・・・かも)で、好好爺とした態度である。目が少年のようにキラキラしている。偶に、話し方と声のトーン共に北野武に似ることがある。
  • 年なので近年仕事を減らし始めている。
  • 以前に突発性難聴を患ったことがあるらしく、今でもその影響が残っているので耳にはあまり自信がないとのこと。
  • 2018年度の授業で後数年での引退を仄めかす発言をされていた。
  • 何故か「前半」のことを「ぜんぱん」と言う。「全般」と間違えることのないように。
    例えが面白い。
  • 京都校で地理科森雄介先生の授業を扉の窓から覗いている(16:00頃)。そして毎回休み時間に彼にどうすればギャグがスベらないか講師室で講義しているらしい。(森雄介先生談)
  • 2011年度に一度だけ、大阪校新田克己先生の代講をしたことがある。
    その際SSクラスで授業終了時に(絶賛の)拍手の嵐が巻き起こった。
  • 今の高校での物理の教え方に不満を持っていらっしゃるようで、高校でやっている物理のことを「こんなの没理(ボツリ)ですわ」と言ったり、質問に行くと雑談として愚痴をこぼすことも。師は、1度で良いから重たい話(微積を使って公式を導くこと等)をやるべきだとおっしゃる。公式にただ値を当てはめるだけの行為のことを「当てはめバンバン」と言って馬鹿にする。
  • 質問対応も良い。
    • 質問でも中々分かってもらえないと時々急に「ショック!」と言うが、生徒が理解出来るまでとことん付き合ってくださる(京都校では21:00を過ぎても質問対応しておられた姿が目撃されている)。ただ、よく話が逸れて雑談になる。が、その話もまた面白く興味深いので良い。よく質問待ちの行列が出来る(TAも大抵埋まっている)。
  • 板書を間違えた時、やたらテンション上がることがある。
  • 関東地区の山本義隆先生を非常に尊敬しており、「山本さんは物理学者、私は物理屋」と言い、山本先生の物理の論述を見ると「山本さんはホント、芸術的な文章を書くねぇ。」と絶賛する。
  • 森下寛之先生には批判的。ただし、「優秀な先生なんだけどね。」と、実力は認めている様子。
  • 関東(森下寛之先生)作成の『物理S』をよく批判する。
  • 今まで嫌という程、速さの3本式(v=vo+at等)を濫用する生徒を見て来たためか、この式の話題になると必ずと言って良いほど「皆さんのだぁ~い好きなこの式」と言う。
  • パワーアップ阪大物理』に関して解説はべた褒めするものの問題選定にはやや否定的で愚痴る。
    • 時に「生徒には人気か知らんけど・・・」などと言って時々、古大工晴彦先生と不仲なことを匂わす。
  • 河合出版の『理論物理への道標』については称賛していた。ただし内容が難しいとこのこと。

語録

  • 「ウワァーオ!」
  • 「あぁ!ごめんちゃい!×∞」
  • 「今の見なかったことにしてね。あー恥ずかしい恥ずかしい!」
  • 「みなさんこわーい」
  • 「ち、ちょっとタンマ‼」
  • 「エネルギー微分したらm×av、av、なんかやらしいねぇ。」
  • 「ここの電気容量CAとしましょうか。キャビンアテンダントとちゃいますよ?」
  • 「『重心系~秘められた魔力~』?名前見た時大笑いしましたよ。」
  • 「こういう答案はもう吉本新喜劇よりも面白いね。」
  • 「Aさんの二階のじじばば」
  • 「vv引く引く」
  • 「増やしちゃ(しぼんじゃ)いかぁぁぁん」
  • 「カッコつけのカッコマン」(不必要に微積分を用いようとする解答に対して)

著作

学習参考書

  • 『理系標準問題集物理』
    • 電磁気分野の執筆担当。
  • 青本名古屋大学・理系・前期日程(学部入試の側近3年分の過去問が収録)』(物理担当,2017年度実施分まで)も長年、師が執筆を責任者として担っていたが、2019年度入試対応版(2018年度実施分)より下川和大先生が担っており、名大物理の入試問題の執筆業についても降板された様子である。

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