東京工業大学

Last-modified: Mon, 18 Mar 2019 20:57:29 JST (3d)
  • 東京都にある日本の国立大学。
    その名の通り理工系の単科大学である。
    略称は「東工大」「Titech(Tokyo Institute of Technology)」。
    • マサチューセッツ工科大学(MIT)に倣って「TIT」と呼ばれることもある。

概要 Edit

  • 旧三工大(旅順工科大学、東京工業大学大阪工業大学)の一つ。
  • 旧帝大ではないが、一橋大神戸大とともに、「旧帝一工神」として旧帝大並みの扱われ方をされることが多い(7帝1工2商)。
    • 東大、京大、一橋大と合わせて「東京一工」とまとめられることもある。
    • 駿台では難関国立大学に指定されている。
    • 関東駿台では専門コースが存在する。
  • 指定国立大学法人に選ばれている。
  • 明治から大正時代にかけて、法科の帝大や政治の早稲田、理財の慶應、商業の高商などと並んで、「工業の蔵前」と言われ、日本の高等教育機関の代表格とされてきた。
  • 東京医科歯科大学東京外国語大学一橋大学と「四大学連合」を組んで東大に対抗している。

学部 Edit

  • 2016年度より、学部と大学院を統合し、「学院」とした。他大で言うところの学部にあたる。
    • 1年生の間は6つの「学院」のどれかに所属し、2年生になるタイミングで学院内の希望する「系(学院の下位組織、いわゆる学科)」に所属する形。
    • 大学院課程では、系の中で更にコースが分かれる。系によってはコースが一つしかない場合、コースによっては複数の系と関連がある場合がある。
    • 大学院課程にしか存在しない系もある。
    • 入試においては希望する学院を第三志望まで挙げることが出来る。
  • 2018年度までは、1年生の間は学院ではなく「類」に所属し、2年生にあがるタイミングで系へ振り分けられた。
    • 類によって2年次に所属できる学院・系及び定員が決まっており、その枠を飛び出して自分の行きたい系に所属する(転類という)も可能ではあるがかなりの好成績を修める必要があった。

理学院 Edit

  • いわゆる理学部
  • 数学系、物理学系、化学系、地球惑星科学系が含まれる。

工学院 Edit

  • いわゆる工学部
  • 機械系、システム制御系、電気電子系、情報通信系、経営工学系が含まれる。

物質理工学院 Edit

  • 材料系、応用化学系が含まれる。

情報理工学院 Edit

  • 数理・計算系、情報工学系が含まれる。
  • 2019年度は圧倒的な人気(他学院が3~4倍であるのに対し倍率9.8倍)を誇っている。

生命理工学院 Edit

  • 生命理工学系のみが含まれる。
  • 旧7類からはここにしか進めなかった(他の系に進むには転類が必要)。
  • 7類の頃からダントツ不人気(2019年度は倍率2.5倍)。
    • 第二、第三志望に書くならここ、とまで言われている。

環境・社会理工学院 Edit

  • 建築学系、土木・環境工学系、融合理工学系が含まれる。
  • 旧社会理工学研究科は文系でも進学可能だったが、今でも大学院課程においてのみ、社会・人間科学系、イノベーション科学系(博士課程後期のみ)、技術経営専門学位課程が設置されている。

キャンパス Edit

大岡山キャンパス Edit

  • 東京都の目黒区と大田区に跨がっている。
  • 研究室に配属される前は基本的にここで授業を受けることとなる。

すずかけ台キャンパス Edit

  • 神奈川県横浜市緑区に所在。
  • 主に生命理工学院の研究室が存在する。

田町キャンパス Edit

  • 東京都港区に所在。
  • 現在は一部の研究室、及び東京工業大学付属科学技術高等学校が存在するのみだが、2016年度より30年がかりで改修し、研究施設の拡充を行う予定らしい。
    • それに際して付属高校は大岡山に移転するとか。

特徴 Edit

  • 実際に東工大の知名度は世間一般では(特に関東以外では)かなり低い
    • 下の「伝説のコピペ」のとおり。
    • 高卒の人間は特に知らない。
      成人式では、GMARCHや地元の国立大学の方がよほどちやほやされる。
    • もし馬鹿にされても教養のない人なんだなとスルーしよう。
  • 工業大学」とついておきながらFランどころか最難関大学の一つとなっている。
    • 工業大学の東大」と言ってもいいほど難関大学である(もちろん日本の工業大学の中では最難関)。
    • 東工大自体は、東大など眼中になく、日本のMITを自認している(?)。
      • ちなみに、MITが提携しているのは東京工科大学、連携しているのは金沢工業大学である。
      • 実際、東大を諦めて東工大に志望を変えたり、東大に落ちて後期から入ってきたりする人も一定数いるので、それなりに東大のことは気になる模様。
      • それでも、表面上は無関心を装うのが理系人間たる東工大生の矜持である(??)。
    • たまにプロ野球選手を輩出する福井工業大学第一工業大学と一緒にしてはいけない。
    • 間違っても東京工科大学と混同してはいけない。
      • あそこは日本工学院の系列大学。企業と連携して粉末水素水(エセ科学で有名)を開発した。
    • 日本工業大学とも無関係である。
    • 旧三工大仲間の旧制官立大阪工業大学は1933年(昭和8年)に大阪帝国大学に統合されて、大阪帝国大学工学部に改組された。
    • 名古屋工業大学は本学以上に知名度が低かったが、L'Arc~en~Cielのkenの出身校として知られ、かなりイメージがアップした。
    • 東京には国立の東京農工大学もあるが、こちらの工学部は元々、繊維学部で、京都工芸繊維大学信州大学繊維学部のお仲間である。
  • 男子学生の割合が異常に高い(80%以上)。
    • それでも、東工大よりも女子率の低い国立大があるとかないとか。
  • かなりオタク率も高い……らしい。
    • とある教授曰く、「東工大生のアニメ好き率は異様に高い」とか。
  • 「合コンしたくない大学」「付き合いたくない大学」ランキング1位の常連である。
    • アンケートに答える人で、実際に東工大生を知っている人はほとんどいないので、名前が挙がるだけマシという意見もある。
  • 大学病院がないのにも関わらず、なぜか月に1回は救急車が来る。消防車も来る。
  • ジャーナリストの池上彰氏が特命教授を、お笑いコンビ「パックンマックン」の、パックンことパトリック・ハーラン氏が非常勤講師(リベラルアーツセンター)を務めている。
    • パトリック・ハーラン氏は池上氏の推薦で非常勤講師となった。
    • ちなみに、両氏とも授業はレベルが高く、(メディア上の印象とは打って変わって)厳しいらしい。

伝説のコピペ Edit

《ストーリー》

お盆に、親父と長野の親戚の家にいった。
伯父(高卒市議)も来ていた。

伯父「○○君も大学生か!小さい頃よくだっこしてやったんだぞ!がっはっはー」
俺 「覚えていますよ」
伯父「どこの大学に行っているんだ?」
俺 「東工大、あっ、東京工業大学です」
伯父「そうか、工業大か!高校時代遊びすぎたんだろ!でも浪人しなくてよかったな!」
「お前と同じ年の息子の××覚えているだろ!深志から信大工学部だぞ!(勝利者宣言)」
親父「無言・・・(瞳が潤んでいた)」
伯父「おい、信大生こっちこい(息子の××を呼ぶ)」
「○○も大学生だ。○○と昔よく遊んだだろ!」

向こうでも大学の話をしていたらしい××が鼻高々でやってきた。
××「(馴れ馴れしく)○○、久しぶりー、元気!」
「あっ、叔父さん、こんにちは、俺、今年から大学生になりました。」
親父「そうか、大きくなったな」
××「信大に行っているんですよー(勝利者宣言)○○君はどこに行ったの?」
俺 「東工大w」

ニヤついている伯父を尻目に、一瞬にして××の顔色が変わった。
伯父「○○に勉強教えてやれよw」
××「(しばし、絶句)・・・みっともないからやめてくれよ親父」
伯父「?」
動揺しまくりの××は伯父を速攻連れだした。
以後、伯父親子は、俺達のいるテーブルに加わらなかった。

久しぶりに無口な親父の晴れ晴れとした顔をみた。
帰り際、充血した目をした伯父と目があった

入試について Edit

概要 Edit

  • 偏差値は66~70(ベネッセ値)
  • センター試験の成績は足切りに利用するが、前期試験においては、東大などとは異なり、リスニングを含めた950点満点中一律600点以上で二次試験の受験資格を得る。
    • 前期試験において、合否判定の得点にセンター試験の成績は含まれない。
    • 2018年8月21日発表の「後期日程入試に係る検証及び再発防止検討委員会報告書」において、平成33年度入試から現行の基準点制から倍率制に変更する旨の発表がなされている。
  • 後期試験(生命理工学院(7類)のみ実施)の場合、センター試験の成績はリスニングを含めた950点満点で足切り(定員の10倍)を行い、その後英語を1/5(=50点満点)、数学と理科を1/2(=100点満点)に圧縮した点数に、二次試験(総合問題)の成績(200点満点)を加え、合計450点満点で合否を判定する。
    • 志願者倍率だけでいうと後期試験は10倍以上であるが、(多くの志願者が前期試験で合格を決めているため)実際の受験者は志願者の3割程度となり、実質倍率は2.5~3倍程度に落ち着く。
    • ちなみに後期の足切りボーダーは公表こそされていないものの9割以上(理Ⅰ合格者平均レベル)と言われている。
  • 配点や出題傾向・入試問題にかなりの癖がある
    • 数学300点、理科300点(物理・化学各150点)、英語150点という、理系超重視である。
    • 数学の試験時間はなんと180分。英語は配点が低い割には5ページにわたる超長文を出してくる。
    • その独自性ゆえに、「人によっては東大の方がむしろ受かりやすい。」とまで言われることもある。
      • 国語も含めて総合点で勝負するタイプは東工大入試より東大入試の方が向いているという意味と、癖ありすぎの東工大入試に対する皮肉である。普通の人にとっては当然東大の方が難しい。
      • 英語と国語が致命的にできず、数学と理科が驚異的に得点できる人は東工大の受験を検討するとよいだろう。
  • 1987・1988年入試の国公立大学の連続方式(A日程・B日程)のダブル受験時代の工学部系は、併願状況と合格率・進学率から、東大→京大→東工大→阪大→東北大とキッチリ序列が付いてしまっていた。
  • AO入試推薦入試(理学院のみ)も行われている。
    • AOは志願理由書とセンターの点数と各学院ごとに定められた試験・面接によって合否が決定する(一部学院では活動実績報告書が必要になる場合もある)。試験と合格発表が比較的早い時期に行われる上(2月上旬)、センターの点数によって行われる第一段階選抜を突破してしまえば倍率は2~3倍程度になるので、東工大志望は受け得である。
  • 付属高校からの高大連携特別入試も行っている(10名程度)。
  • ほとんど知られていないが、高等専門学校や短期大学の卒業(予定)者を対象とした編入試験も実施している。
    • 学部生より高専からの編入生の方が頭がいいことも。
  • 理系の単科大学だが、旧・大学院社会理工学研究科は文系でも進学可能だった。

英語 Edit

  • 150点満点。
  • 10年ほど前から超長文が2題出題されるようになった。
  • 英語の配点の割合は全体の1/5という驚異の低さを誇る。
    • それを目当てに受ける英弱も多数見受けられる。そういう人は入学後に痛い目に遭う。
      • 例えば1年生は6月にTOEFL-ITP(団体向けTOEFLテスト)の受験が必須で、これの成績により後期の英語クラス分けがなされる。
    • 中には英語の得点が0点だったとしても合格できるくらい他の科目で得点する人もいる。
  • かつては、難易度はセンター試験レベルと言われていた。
    • が、上記の通り超長文の形式に変わってからはそこまで易しいものではなくなった。
    • センター試験自体も難化している。
  • 駿台では超長文化に対する対策が遅れている。

数学 Edit

  • 300点満点。
  • ぶっちゃけ数学でいかに得点できるかが合否を分ける。何せ配点の2/5である。
    • かつて、第1類(当時)には数学の筆記試験を課すだけのAO入試があった辺りから、いかに東工大が数学を重視してるかがわかる。
    • 最近は難化傾向にあり、試験時間が180分あっても、油断できない。また、2019年の入試はレジェンドと言われるほど難しかった。

物理 Edit

  • 150点満点。
  • 数学の次に得点率が重要になる科目。
    • 数学と物理の得点だけで、合格最低点を上回るような猛者もいる。

化学 Edit

  • 150点満点。
  • 一昔前は「レジェンド」とも言われ、東大の問題よりも難しいと言われたが、現在は落ち着いている模様。
  • 特筆すべきは「一つまたは二つ選べ」問題。
    • 選択問題において、正解の選択肢が一つまたは二つ存在するため、それを正確に見抜くことを要求する鬼畜。
    • 年度や学院によって部分点の有無は変わるらしい。

総合問題 Edit

  • 後期試験(生命理工学院のみ)にて出題される。
  • 200点満点。
  • 主に化学分野から出題されるが、問題文の一部が英語で書かれており、それを訳す問題なども出題されることが特徴。
    • 形式だけは東大の入試に似ているかもしれない(大問が3つあり、それぞれ理論・無機・有機分野から出題)
  • 残念なことに青本には収録されていない。赤本には解答解説も含めて前期日程の分と共に収録されている。
  • かつては7類以外でも実施されており、物理や数学、生物などとの融合問題も出題されていた。

卒業生(駿台講師Edit

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