川戸昌

Last-modified: Mon, 03 Jun 2019 21:19:09 JST (15d)
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川戸昌(かわとしょう)は、駿台予備学校現代文科、論文科講師。元関西現代文科主任。
名古屋校に出講。

経歴 Edit

  • 1947年生まれ?。
  • 京都大学文学部文学科(国語学国文学専攻)卒業。
  • 1974年、京都大学大学院文学研究科修士課程(国語学国文学専攻)修了。
    • 修士論文「叙述と陳述の間―意義と文法の関係から―」(1973年度)
  • 京都大学大学院文学研究科博士後期課程(国語学国文学専攻)単位取得退学。
  • 花園大学文学部国文学科(現・日本文学科)教員( - 1988年度)。
  • 元 関西文理学院講師。
  • 駿台予備学校講師

授業 Edit

  • 朝の場合は「おー、おはようさん!」と「さん」をつける。
  • 国文学者であり、以前は現代文科の主任もしていたこともあって、実力はかなりのものと思われる。
  • 雑談という科目があるなら主任級。至る所に雑談がぶち込まれる。
  • かなり短気。怒らせるとヤバいことになる。
    • 配布されたプリントを貰ってすぐ折ると、そのまま仕舞うものとみなして激怒するので注意。
    • 初回は普段以上に神経を尖らせているようで、2019年度名古屋校の高卒クラスでは3クラス連続、それも全て違う理由ででブチギレた*1
      • その際、相手が高卒生だと「オマエ、浪人したんだぞ!分かっとるんか!?」と言ってくる。
    • 怒りの矛先は目の前の生徒だけとは限らない。
      • 「過去の生徒でこんな奴がいた。『先生の授業では解き方を何一つ教えてもらえなかった』...ふざけとんのかこの野郎!!知らんがな。
      • 「(本文中に同一フレーズが3回目の登場。その直後...)おい、いい加減にせぇよ...何回登場しとんねん!1回でいいだろーがッ!!だから知らんがな。
      • こういう場合は、本当に怒っているときと"演出として怒りを表現する"ときで口調が同じというのは、関西のオッさんに有りがちな現象であるため特に気にする必要は無いのだが、いかんせん元が短気なので見境がつかなくなることも。
  • 初回授業では、「いたしません!」、「扱わなかった本文の解答も配布いたしません!」と豪語する。皆、何故?と疑問に思うが、その理由は師のみぞ知る。
    • 決して面倒くさいのではなく、おそらく生徒にプラスな理由があるのだろう。いや、そう信じたい。
    • 基本どの先生も扱わない問題の解答は配布しない。
  • 基本的に授業は"問題の本文を要約→「読めたら解ける」として→解答の配布"という流れで進む。
    • いわゆる「関西駿台らしい」読解公式を駆使した授業ではなく、問題文を前から読み進め要素を拾って行き、解答に活かすといった方針を採る。
  • しかし、解答に至るまでの解説が少なく、要素の拾い方も他の駿台講師がするように体系化されたものではないため、苦手な人が真似するのには少々辛い。というか真似出来ない。
    • 得意でも真似できない人が多いのでご安心を。
  • ただ、師のテキストは、(まるで元・河合塾大川邦夫先生のように)色鉛筆を何色も使い、丸を付けたり、線を引いたりされており、授業で示されているように単純に読んで単純に書くというだけではないと考えられる。
  • 板書では大切なことがカタカナで書かれる(例:筆者のイイタイコトは何か?、筆者は○○をホメている/ケナシている etc...)。
  • 中野芳樹先生の授業を魚の捕り方を教える授業とするならば、師の授業は師が魚を捕る姿をみんなで眺める授業である。
  • 関西現代文科の多くの先生と方針が大きく異なることもあり、出席率は悪い。
    • 講習では主に『京大現代文』、『東大現代文』を担当するが、読解レベルで躓いている人がいきなり受けるのは避けた方が良いかもしれない。
    • その授業の出席率のあまり、中野芳樹先生が自著を発売前に手渡したらしい。
  • しかし、小説における細かい叙景描写に関してはトップクラスと言える。
  • 過去に京大現代文を2回的中させたことがあり、「近代文語文の鬼」と呼ばれていた(小泉徹先生談)。
    • 京大は2002年まで、漢文を出題しない代わりに、擬古文と呼ばれる近代文語文を出題していた。
  • たまに、設問を先に読むという解法を見せるがよくわからない。(主に後期に行われる)
  • 記述する要素を本文のどの部分を使うのか、書いていない箇所についてはどのようにして補足するのか等の説明について、かつては「私の授業と並行して『現代文解釈の基礎』(中央図書出版社)を読むと良い。進学校ではよく使われている。」と仰っていた。
    • 現在、当該図書は絶版となっている。
    • 恐らくそれに替わるものは『理解しやすい現代文』(文英堂)辺りではないかと思われる、という意見が上がっているが真偽は不明(情報提供、或いは師が他にオススメする本の記載望む)。
  • 師の授業を活かすためには、まず、読解や記述の方法がわからない場合は、『現代文解釈の基礎』(または、その他、推薦されるもの)を読み、事前に自分なりに問題文を要約し、解答を作成する。
    →配布された解答を見て、本文のどの部分とリンクしているのか確認する。
    →解答文にはあって本文にはない箇所は補われているのであり、どのような補足説明がされているのか検討するということが必要だろう。
  • ただし、国語が難化した2013年度センター試験*2において、師の「いざとなったらフィーリングで解くんや!」という教えを守り抜いた極一部の生徒は高得点を獲得した。現代文の講師がそれを言ったらおしまいな気もするが・・・。というか高得点は単なる結果論。
    • 依然として師を認める生徒は少ない。

担当授業 Edit

通期 Edit

春期講習 Edit

夏期講習 Edit

冬期講習 Edit

直前講習 Edit

直前Ⅰ期 Edit

直前Ⅱ期 Edit

人物 Edit

  • 国文学者。
  • 名古屋校校長であるが、名古屋校に滞在しているのは一週間でたった3時間*3、担当も3クラスのみ(ただし、その担当クラスは文系最強クラスのLAと、理系のトップ2にあたるSS、SA。)。
  • 駿台関西現代文科主任
  • 京都在住。
    • 元阪大総長の鷲田清一の家の近くに住んでいるらしい。
  • 津島祐子と同じ年に生まれたらしい。つまり2019年度現在72歳。
    • 70歳を過ぎてもなおパワフルな講義は健在。ただ、最近はお茶を携帯しないと途中で声が枯れると仰っていた。
  • 花園大学では教職志望学生を指導していた。
    • 元・古文科の三村晃功先生と同僚。
  • かつては、金森光昭先生と並ぶ関西現代文科二大巨頭だった。
  • かつては、京都校現代文科人気No.1だった(1993年度前後)。*4
  • このような理由で有名ではあるものの、第一線を退きつつあることと、上記の授業スタイルが原因で人気は下火となっている。
    • が、ファンも常に一定数は毎年存在し続けている。
  • 以前は、京大の青本も書いていた。
  • 短期攻略 センター現代文』(駿台文庫)の改訂版から共著者を降りた降ろされた?
  • 文学に造詣が深い(大好き)。
    • 元・国文学科教員で、文学に関する知識は凄まじく、ご自宅にも膨大な量の本を所有している。
    • 歳のせいか同じ本を二度買ってしまうことが稀にあるらしく、そのダブった本を生徒にプレゼントするなど優しい一面もある。
  • 文学史の金森、擬古文の川戸」と言えるが、川戸先生も文学史の専門家である。
  • 「えー、私には3タイプがある。これ(ノーマル)、これ(眼鏡を掛ける)、そしてこれ(サングラス)だ。どの状態でいるかはわからんが、講師室で『川戸のおっさんどこやねん』とならんようちゃんと覚えといてくれな。」
    • 正直どのタイプも迷うほどの違いはない。
  • 国文学者であり、さらに擬古文には相当定評があるからか、生徒側からの評価に比して駿台内での地位は高い
    • 関東では、同様の例に畑有三先生のケースがあった。

著作 Edit

学習参考書 Edit

  • 『センター試験短期攻略問題集 現代文(駿台受験叢書)』(川戸昌・重光秀司 共著 駿台文庫、1992年)
  • 『センター試験短期攻略問題集 現代文<改訂版>(駿台受験叢書)』(川戸昌・重光秀司 共著 駿台文庫、1996年)
  • 『センター試験短期攻略問題集 現代文<改訂版>(駿台受験シリーズ)』(川戸昌・重光秀司 共著 駿台文庫、1997年)
  • 『短期攻略 センター現代文(駿台受験シリーズ)』(川戸昌奥村清次・勝道興・小坂恵子 共著 駿台文庫、2005年4月5日)
  • 『京大入試対策 近代文語文文例集(駿台受験シリーズ)』(川戸昌 編著 駿台文庫、1999年10月23日)
  • 『近代文語文 問題演習(駿台受験シリーズ)』(川戸昌二宮加美 編著 駿台文庫、2009年3月25日)
  • 「受験の国語 学燈 1997年1月 臨時増刊号 総特集 現代文答案作成マニュアル―答案づくりの達人になる!」(川戸昌・重光秀司 共著 學燈社、1997年)
  • 『現代文答案作成マニュアル―答案づくりの達人になる!』(川戸昌・重光秀司 共著 學燈社、1997年6月10日)
    • 上記の単行本化。

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*1 プリントを折った(LA)→最前列の人が予習してなかった(SS)→板書をすぐにノートにとらなかった(SA)。
*2 評論文の大問(1)において小林秀雄のエッセイが出題され、しかもそのエッセイのテーマは「刀の鍔(刀の刃と柄の間にある小判状のパーツ)について」だったため受験生が大いに苦しみ、平均点が危うく100点を割りかけた。なおその翌年の現代文は易化したものの、今度は古文がカオス化し平均点が100点を切った。
*3 全て「現代文読解研究」。
*4 『私の大学合格予備校作戦'96』(エール出版社、1995年)