語法文法研究H

Last-modified: Mon, 05 Feb 2018 19:03:46 JST (228d)

作成者は塚田潤先生。
語法と文法を学ぶためのテキスト。
一部のクラスを除きあまり人気のない先生の担当が目立つ。
市販の英文法問題集のような空所に当てはまる語句を選択肢から選ぶような問題は少なく、整序問題や英文の一部を作文させるような問題が大部分を占める。直接の文法問題対策というよりは、文法問題を通じて英文の組み立て方を理解させ、英作文の学習に繋げるためのテキストである。発想的には故伊藤和夫先生著の『英語構文詳解』に近いものがある。
扱う分野の特性上、眠気を誘いやすく切る人もいるが、テキストの問題は無駄に難しめで正確な知識が要求される。良講師に当たると、無機質な暗記から若干解放される。
語法文法研究S』だと前期の範囲は§1~4、後期は§5~11。2015年度までは、前期用の冊子と後期用の冊子が別々に配布されていた。2016年度からは§1から§11までが1冊にまとめて収録され、通年同一教材になった。
テキストの各問題には『新・英文法頻出問題演習 PART1・2 駿台文庫(文頻)』の参照ページが書かれている。
テキストには問題しか載っていないので『文頻』が要るかどうかは中身を見て自己判断すれば良いが、余程でない限りなくても困らない。
§10、11は分詞構文や冠詞、可算不可算などの確認で、時間数の兼ね合いから簡単にしか触れない先生も多い。
竹岡広信先生は「語法・文法を勉強するのは文法問題を解くためではなく作文を書くためである」という考えから、英作文のためのテキストと呼んでいる。テキストの解答はプリントで配布し授業で追加事項を書き込むことで内容を基礎から学ぶことができる。それほどテキストの解説に時間をかけないため、残った時間で師の特製プリントをやる。このプリントのバリエーションはセンターの発音・アクセント・文法、英文解釈の過去問、和文英訳、英字新聞など多岐に渡る。そして地味に師の著書からの引用もあったりする。それ故、文法に囚われず英語における殆ど全ての事柄をこれ以上ないほど効果的、効率的に学習できるので上位層からも大好評。ただ、師はこのテキストを「文法が古過ぎる」からと批判している。
沖良志博先生曰く、「この難易度の問題は(難し過ぎて)少なくとも関西の国公立や私立ではまず出ない。」らしい。そのため、担当が師だとテキストの問題をセンターの文法問題風にアレンジしたプリントを使って授業を進めていく。
語法文法研究H』だと前期はPartI(§1~4)とPartII(§5~9)に分かれ、それぞれのPartを異なる講師が担当する。後期はPartIII(§10~17)のみの週1時間となり、原則として前期にPartIを担当した講師が授業を行う。
PartIIIには、何故か週1回13週で消化できる量を大幅に超えた問題が収録されている。そのため、大半の講師は§14~15までを授業で扱い、それ以降はプリント処理をする。
語法文法研究S』はスーパーの全クラスで、『語法文法研究H』はスーパー以外のクラスで使用する。