天然有機物と高分子化合物

Last-modified: Sat, 09 May 2020 11:54:39 JST (142d)
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設置校舎

  • 高卒コースのある全校舎。
  • 片山雅之先生の担当が多い。

概要

  • 夏からの有機化学』では有機の前半分野(脂肪族・芳香族)の基本事項を学ぶのに対し、この講座では有機の後半分野(天然・高分子・核酸)の基本事項を学ぶ。
  • 有機の前半分野の理解をある程度前提とするので、不安な人はよく復習しておくと良い。
    • 特に、ヒドロキシ基やエステルを中心とした官能基の性質や、幾何異性や光学異性の性質などがよく絡んでくる。
    • 片山雅之先生曰く、「グルコースが何か分からなくても構いませんが、脂肪族の知識が無いのは困ります」とのこと。
  • この分野の出題が頻出の大学(京都大学北海道大学など)の志望者は受講を考えても良い。
    • 特に、学校の進度が遅くて夏を迎えてもこの分野が未習の現役生や、昨年にこの分野を習得し損なった浪人生は、しっかり考えること。
    • 通期の有機後半分野の授業は駆け足になりがちであり、また入試本番が近いこともあって復習できる時間が少ない点に注意しておくこと。
  • なお、冬期にこの分野を重点的に対策する講座は存在しない。
    • 直前期の『天然有機物と合成高分子化合物』についても、300ページ弱+別冊解答のテキストを使った演習重点の授業であり、直前期の対策としては忙しい。
    • 不安なら夏の内に対策して基礎を固め、後期(必要ならば直前期)で問題に慣れる形を推奨する。

テキスト(テスト演習)について

  • テキスト作成者は片山雅之先生。
  • テキストは約180ページ。別冊の『付録&解答・解説集』は約200ページ。両方とも授業に持って行くこと。
  • テキストは要項説明のまとまりが非常に良く、内容も講義と合わせることでさらに充実する。
    • 糖・油脂・高分子では、分子構造自体が複雑であり、延いてはその化学的特性や反応性も理解しにくいことがある。
    • また、アミノ酸の電離平衡、塩析やけん化など、混乱しやすい内容が含まれている。
    • しかしこのテキストを読み込めば、そう行った内容がきちんと整理され、丸暗記に頼ることなく確実に理解できる。
    • また、[注]となっている箇所は大学でこの分野を学ぶ時の大きな助けとなるだろう。
  • 多くの講師が講義内容をテキストに直接書き込むように勧めるので、各自必要な筆記具(色ペンやマーカーなど)を準備しておくと良い。
  • なお、演習問題は7題と少なめだが、付録として自習問題が約60題付いているため、基本演習は十分に積むことができる。
    • 解説はやや簡素(or基本問題なので不要?)なのだが、要項が非常によく整理されているので、ここを解説代わりにして何度も読み返しながら基礎を叩き込んでいくのが良い。

担当講師

片山雅之

  • 重要事項はテキストに書き込み、演習問題の解答などは全てプリントを用いるのでノートは一切必要ない。

岡哲大

  • 初学者もいることから最初の3日間で概要を説明し、4日目にまとめて演習問題の解説をする形を取る 。(2019年度の某校舎では有機化学自体が初学の人がいたため、翌日に『夏からの有機化学』で使う簡略版のおかがくのーとが配布された。)
  • 師特有の高分子の計算方法が学べる。
  • 『Dr.STONE』と『もやしもん』がよく出る。

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