駿台文庫

Last-modified: Wed, 13 May 2020 17:16:15 JST (1444d)
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書籍一覧


駿台文庫について

  • 学校法人駿河台学園の系列の株式会社の一つで、いわば駿台の出版部門である。
  • お茶の水校3号館の近くに本社があり、四条烏丸のあたりに関西の事務所がある。
  • システム英単語』や『新・物理入門』など駿台の講師が著者である本を出版している。『青パック』や青本なども全てここが出版している。
  • 出版物の内容は基本的に高度で、大学教養レベルまで踏み込んだ解説をしていることも多い。
    • この傾向は古い出版に多く見られるが、近年は編集方針が変更されていて、入門書や中学生向けの参考書も出版している。
  • 駿台への入学特典として、入学時にここの書籍を3冊無償で貰える。(料金は学費に含まれているのだろうが)
  • 最近出版されているもののレイアウトが、従来の白地に黒字といった無機質な感じから強調する箇所を目立つようにするなどカラフルな工夫がなされるようになった。
  • 駿台補助教材(駿台受験叢書)→駿台高等予備校副読本(駿台受験叢書)→駿台予備学校副読本(駿台受験叢書)→駿台受験叢書→駿台受験シリーズとシリーズ名が変遷している。
  • 付属してあるはがきにグラフや値の小さなミスなどを指摘する内容を書いて送り、実際に間違っていると編集部から感謝の返事のはがきが来る。
  • 通期教材や講習会のテキストもここが出版している。つまり、コスト削減のためにテキストのページ数を減らせと圧力をかけているのはここである。ページ数を減らすことにより製本代を下げたいのである。紙の枚数や印刷代の削減よりも本の厚さを小さくする方がよりコストカットになるんだとか。
  • 書店でなくても受付窓口で購入可能である。
  • 著者が駿台講師のものもあれば、そうでないものも少数だがある。また、駿台講師が他の出版社から学習参考書を出すことも多々ある。
    • 作者紹介を見て、面白く紹介されていたら大抵駿台講師。
  • 出版業界ではメジャーな委託制でなく、書店から出版社への返品が出来ない買取制(出版業界用語で「買切」)を採用しているらしい。
    英文解釈教室』が飛ぶように売れた頃の名残だとか(関東現代文科霜栄先生談)。
    • そのため、公式には絶版となっている書物でも書店によっては販売されている場合もある(郊外の大型書店に多い)。
      もし、好きな講師の本が絶版だったとしても書店の在庫検索を使うと見つかる場合がある(いわゆる流通在庫)。
  • センター試験短期攻略シリーズ』、およびその改訂版の『短期攻略 センターシリーズ』は、なぜか関西系講師執筆のものが多い。
  • 代表者には駿台の幹部が就任することが多い。
  • システム英単語』が「義母と娘のブルース」第9話にて娘に使用されていた(後半の方)。

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