現代文 読解の基礎講義

Last-modified: Thu, 16 Apr 2020 21:28:21 JST (1470d)
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中野芳樹の書籍

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書籍概要

  • 授業で扱う問題は8題と付録の補題が2題掲載されている。
    1. FAQ
      • 使用法、学習方法も含めた現代文質問コーナー
    2. 第1章 客観的読解法をマスターしよう!
      • 基礎講義1 評論
        ⑴大阪大
        ⑵センター本試 (日本の庭)
        ⑶東京大
      • 基礎講義2 小説
        ⑷センター本試 (白桃)
      • 基礎講義3 随想
        ⑸東京大
    3. 第2章 論理的解答法をマスターしよう!
      • 基礎講義4 記述式
        ⑹東北大
      • 基礎講義5 選択式
        ⑺センター本試 (資本主義と人間)
      • 基礎講義6 心情・表現説明型
        ⑻センター本試 (送り火)
    4. 第3章 基幹知識
      • 基礎講義7 知識問題
    5. 付録問題
      • 補題1 神戸大
      • 補題2 京都大

内容

  • 中野芳樹先生の著書。
  • 現代文 読解の応用講義」の基礎講義本。(駿台文庫)
  • 当たり前だがタイトル通り、本書とオンデマンド講座はかなりリンクしている。さらに本書の理解を深めるためにはオンデマンド講座は必須であろう。
  • 師の客観的読解法、論理的解答法と基幹知識のまとめが書かれてある。
  • 授業で深く触れない内容も書いてあったりするので、この本を読んで師の読解法に開眼する生徒もいる。
  • 評論の読解→小説の読解→随想の読解→記述式問題の解答法→選択式問題の解答法→基幹知識のまとめ、という構成。
    • 難度の高い予備題もついており、問題のボリュームも多い。
  • 通期で師の講座を取っている人は復習用や演習用に使える。
  • 中野芳樹師が精選現代文読解研究を担当するEXコースでは大人気書籍のようだ。
  • また、中野先生と似た方針の読解法を用いる先生に担当してもらっており、その方法論がいまいち体系化出来ていないという人にも非常におすすめできるが、混同して両方とも中途半端ならないように注意。
  • さらに、問題は重い(初っ端から阪大文系の過去問である)ので注意。
    • 解答解説は充実しているので、旧帝大レベルの学力に達していないような生徒が取り組んでも問題ない。センター試験の問題も少しあるが、最低でもセンター現代文で8割取れる程の基礎的な実力がないと最後まで使いこなすのはかなり困難になるので注意。
    • もっとも、この参考書をうまく利用できていればセンター8割の実力は身につくはずであるので、過度に心配する必要はない。

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