防衛医科大学校

Last-modified: Tue, 09 Oct 2018 22:20:17 JST (6d)
  • 埼玉県に存在する防衛省管轄である全寮制の医科「大学校」(大学ではない。しかし、当然博士課程まで取れる)。略称は防医。
  • "卒業後9年間防衛医大病院で働けば学費無料+大学在学中給料が貰える"という点が学費の高い所の多い大学医学部の中で目玉となっている。
    • 受験費用も当然タダ。しかし21歳までしか受験できないので多浪生の方は注意。
  • 余談だが私立の医学部で学費タダなのはここと自治医科大学のみ、安い所は産業医科大学で学費が計1000万ぐらいと国公立よりやや高いぐらいである。
  • 全寮制であり自宅から通うことは出来ず寮に入れられる(一応土日やゴールデンウィークやお盆休み、元旦など長期休暇は外出が許される)。
  • ただ超難関な国家試験に向けて勉強できる最高の環境が整っているとも言える。
  • 規則が厳し過ぎるかと思えばそうでもないらしく、防衛大とは違い入学してから1、2ヶ月でかなり自由になり、また部活動も盛んである(3つも掛け持ちをしている人がいるとか)。
  • 訓練なども女子を基準にするため特に男子生徒はかなり楽らしい。
  • 試験受付は9月中であり、毎年その頃に防医の大学説明会が行われる。
    • 説明会を担当するのは防医や防衛大学校を卒業した現役の佐官、尉官であり、さらに数名でお越しになるため、黒板前が屈強なおっさんで囲まれる。
  • 一次試験は各都道府県で行われる。一次試験の入試日程が10~11月と早く、駿台では実力を試そうキャンペーンのようになっており、医学部コース生の多くが受験し、上位層にカモにされる(一次試験しか受けない生徒も多数いる)。
    • そのため防衛医大の入試説明会は必ずと言って良いほど満員御礼となる。
  • 難易度はかなり高く、問題も非常にクセがある。
    • 単純な偏差値では東大理科I類、神戸大医学部、大阪市大医学部などと同程度であるが、問題の特徴や倍率の高さも相まって実際にはそれ以上の難度を誇る。
    • 京大や阪大の医学部合格者でも普通に落ちる。
    • 余談だが一次試験監督は各都道府県地本の佐官や将官が担当する。試験時間の合間に試験監督の肩章を見てみよう。ミリオタなら興奮すること間違いなしである。
  • 受験者の殆どが落ちモチベーションが下がる。
    • 逆に一次試験で合格するとモチベーションが上がる。
  • 因みに入学する連中は東大理IIIや京医落ちが大半なので、一次不合格だったからといってあまり気落ちする必要はない。
  • 本気で合格したいならこの学校特有の択一式試験*1で7割5分以上取れるようにしておくと良い(落ちる人の殆どがこれの得点で行う足切りに引っ掛かって落ちるため)。
  • 京都校大阪南校名古屋校の高卒校内生は択一式のプレ(過去問を編集したもの)を受けられる。
  • 二次試験は12月中旬に埼玉県の校舎内で行われる。
    • 冬期講習を申し込む際二次試験と日程が被らないよう注意。2017年度は駿台の冬期講習のB期間であった。
  • 二次試験は実質小論文で一次試験の得点に多少点数を加点し面接+身体検査で不適格者を落とす試験だったりする。つまり大体一次試験の得点で殆ど合否が決まる。
    • 但し、二次試験は受験しない者も多く、上位層は基本的に蹴るので大量に補欠合格が回ってくる。
      • そもそも正規合格に入るのは理III、京医レベルの生徒が多いため、補欠でも合格すれば御の字である。
    • 身体検査に引っ掛かるといくら点数が良くても落とされる可能性が高い。特に色覚異常は間違いなく落とされる。入学校として検討している人は受験前に受験案内の表をよく見ておくこと。
  • もし滑り止め校としてこの大学校を視野に入れている場合、医学部入学に拘らないのであれば、同日に入試を行い、学費がタダであり、かつランクが高い上に自宅通いが出来て、防衛医大に比べて規則が緩い気象大学校(東大理IIレベル)を代わりに受けるのも手。
    • 気大も倍率が高いが防衛医大ほどではない。身体検査もあるが内科検査のみ。




*1 いわゆるマーク型。制限時間内に国語、数学、英語の3科目の問題を一度に受ける。ただ難易度も量も凄い