E判定

Last-modified: Sat, 12 Oct 2019 23:42:33 JST (1651d)
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  • 勉強が不十分な人の前に現れるもの。
  • 誰もがこれを見て青ざめるというわけでも無く、開き直るものもいる。
    • 自分の現状の認識を正しく行うことができず、目標や対策が立てられない人が開き直る。現役生は、情報不足や未習範囲が残っている事も開き直る原因になりやすい。
  • 5・6月頃は「大したことは無い」と威張っているが、11月以降やセンター試験直後になると泣き出す者が多い。
    • ただ、「昨年度の同時期に同学力レベルだった人の内20%未満が合格している」という意味に過ぎないので、判定に一喜一憂せず努力を継続することで、合格に要求される学力レベルを超えて逆転勝ちする人もいる。
    • 現役生は受験の直前まで大きく伸びる。この伸び代を考えると、逆転勝ちしているのは主に現役生だと考えるのが自然である。従って、特に現役生は最後まで諦めないこと。逆に、浪人生は現実的な判断が迫られる場面も出てくるだろう。
  • しかし、現浪問わず模試E判定が続いても最終的に逆転合格する者は少ないのも事実である。
    • 駿台はある程度の知識量を前提とした、理解する/考える力を付ける授業を行っている。前提になっている教科書記載事項の知識や解法を「網羅」することは行っていない。英文法の体系的な解説や数学の初歩的過ぎる解法の紹介は行われない。
    • ここに穴がある人は、駿台の授業だけでは伸び代に限界がある。というか、予備知識の量的に駿台の授業についていけないと思われる。教科書やチャート式など、内容網羅度の高い教材を使った基礎固めをあらかじめやっておく必要があるだろう。
    • 基礎事項が固まってから学力は伸び始めるという性質から、E判定を取る期間は長くなりがちである。しかし、正しい方向を向いて十分量の努力を積み重ねる限りは諦めるべきでない。
    • 結局求められるのは、模試の結果によらず自身の成績を分析できる客観性、計画的に勉強し続ける忍耐力、合格への強い気持ちではないだろうか。

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