一年間の流れ/高卒
Last-modified: Sun, 16 Jul 2023 23:19:08 JST (256d)
大まかな流れとしては
春期講習→前期→夏期講習→後期I期→冬期講習・直前講習I期・センター試験→後期II期(1週間)→直前講習II期・私大入試・国公立大前期入試→直前講習III期・国公立大中後期入試
となる。
3月
- 国公立大・私立大の試験が全て終わる。
- 駿台の来期に向けた説明会が始まる。
- 通期で在籍するコースを決める。
- 体験授業も行われる。
- この時期こそ自習室に行き差をつけよう!
- プレースメントテスト(1)
4月
- 開講準備必修講座
- 「必修」と書いてあるが全く受けなくても問題ない。というか全く受けない人も多い。受けなくても通期授業には全く影響しない。
- みんな落ちたばかりで目が死んでいる。
- プレースメントテスト(2)
- 前期クラス発表・教材交付・クラス別オリエンテーション
- 前期授業開講
- 保護者会
- 駿台記述模試
- 後期で上のクラスに行くためには高得点を取れぬと厳しい。
- とはいえ,駿台の授業が始まったばかりで授業の成果は出る訳ない。講師学生共に実施意義がわからないという声が多い。
- 「落ちてからショックでずっと勉強休んできて、久しぶりにテストとか受けますねん」的な奴が大量にいるため、平均点は想像を絶するほど低い。
5月
- ゴールデンウイーク
- それは世間の話。思いっきり遊びたいなら来年に。
- 第1回駿台atama+共通テスト模試
- 夏期講習校内生優先受付
- 現役生をサポートするクラスリーダーと違い、高卒生をサポートするクラス担任には営業ノルマがある。しっかり取るように再三忠告されるが、むしろ取り過ぎに注意。
- 夏期は前期教材の復習を完璧に行うことでの基礎学力の完成(≒苦手克服)が最優先でその次に自学自習や講習講座での応用力の養成である(勿論理科・地歴公民等で前期授業で扱っていない分野を講習で先取りするのはあり)。自習時間(前期復習の時間、講習の予復習の時間、他の時間)をしっかり考慮した上で、講座選択を行うべきだろう。計2~7講座くらいが妥当か。後からでも締切りになっていない講座は追加できる。
- 講座選択は「各科目各分野について課題設定→課題克服方法の検討(自習or講習)→講座選択」の流れが基本。適切な講座を、適切な分量・タイミングで。
- 講座申込みは「高3校内生(くじ引きの順)→高卒校内生(くじ引きの順)→一般開放」の流れで行う。高卒生はくじが悪いと人気講座は取りづらい。講座の変更・追加・キャンセルはクラス担任の許可の下で受講の一日前までできる(冬期・直前も同様)。
- 健康診断
- 駿台も学校法人(各種学校)であるため無料で受けることができる。受ける人は少ない。
6月
7月
8月
9月
- 後期授業開講
- 突破レクチャー、スーパー東大実戦講座の実施。
- どちらも各大学の傾向と対策を講義する講座で、9~11月にかけて行われる。
- センター願書配布
- 出願は各自で行う。
- 受験費の振込を忘れないように注意。(特に寮生。親から仕送りをしてもらっておくこと。)
- 証明写真撮影
- 駿台に業者を呼んでくれる。しかも何回も来てくれる。
- 12枚が基本セットだが、私立を3、4校以上受けたり、何枚も願書に貼らせる大学もあって足りなくなることが多い。大学入学の際も必要になってくることが多いので、予め最初から多く貰っておくのが賢明か。
- 第1回駿台・ベネッセマーク模試
- 第2回駿台全国模試
- 一年間の模試の中で一番難易度が高く、各教科の平均点は大体3割ぐらい。
10月
- 後期授業中盤戦
- センター試験出願開始
- 約1週間しかないので絶対忘れないこと!
- 冬期・直前講習校内生優先受付
- 第2回駿台・ベネッセ記述模試
- ベネッセと共催ということもあり、難易度はそこまで高くない。
- 因みに「第2回」というのはマーク、記述関係なく1回として数えているため。
- 東工大/一橋大/名大/九大実戦模試
11月
- 後期授業後半戦
- 国公立大医学部医学科説明会
- 大阪南校の9階講堂で行われる。
- 推薦・AO入試シーズンスタート
- 保護者会
- 第3回駿台・ベネッセマーク模試
- 第二回東大/第二回京大/阪大/東北大/北大/神戸大/広大実戦模試
- 冬期講習教材交付開始
- これのせいで自習室難民が再び発生する。
12月
- 第3回全国模試
- 医系模擬面接
- 後期授業終了
- 冬期講習スタート
- 流石のDQNも勉強を始める。
- 冬という時期柄、入試が近いこともあり心身共に健康を崩しやすい。自己管理の徹底がこれまで以上に重要だろう。
- 総合点を最大化するために、実力養成&志望大対策&センター対策の最適な配分をしっかり考えよう。
- 直前講習I期教材の交付が受付で始まる。忘れず早めに受け取ろう。
- 大学入試センター試験プレテスト
1月
- リハーサルセンター試験
- 直前講習I期スタート
- センター直前
- センター試験
- 全力を出し切ろう。
- 1日目に自己採点は自信があってもしない方が良し。ただ気になり過ぎて二日目の試験に集中できないほどなのであればやっても良いかと。
- センター試験直後
- ここで浮かれる人と落ち込む人の二種類の人種に分かれる。
- 翌日にセンター試験の自己採点で志望校判定する。結果は3日後に返って来る。なお、出席しないと駿台のデータネットを利用できない。河合塾のセンターリサーチは午後に行っても登録できるため、駿台の後に行く人も多い。
- 後期II期授業が一週間行われる。内容は後期I期の続きの講義や実戦演習、添削指導。センターボケの解消に役立つので、二次試験で不要な科目以外は取捨選択して出席するようにしよう。
- 志望校判定を用いてクラス担任と面談を行う。そして国公立大学の出願へ・・・。高卒生は少し背伸びするか安全パイを狙うかの2パターンが主流。いずれにせよ油断は禁物。
- 関関同立レベルの私立になると殆どセンター前で出願が締め切られるが、一部持ち込みなら数日猶予がある日程を持つ大学がある。もしセンターで大失敗してしまい、滑り止めを確保しておきたい人は落ち込む暇があったら検討しよう。
- 直前講習II期スタート
- 私立戦争勃発
- 私立に全落ちすると国公立でプレッシャーかかるからなんとか頑張れ!
- 私立1つも受けず自分を追い込むという手もあるにはあるが・・・。
- 親が私立を受けさせてくれないという浪人生もいるらしい・・・。
2月
- 国公立前期二次試験直前
- 自習室から私立組や自主休校組が徐々に減って行き、全体的に静寂な雰囲気に包まれる。この違いは実際に凄い。
- インフルエンザが流行することもあるため、なるべく駿台へ行かないようにする者もいる。
- 担任から私大の合否についての問い合わせる電話がかかってくる。
- 国公立への仁義なき戦いに向けたピリピリムードが広がる。しかし、フロンティアホールの人口は以前と変わらず、相変わらずどんちゃん騒ぎをしている。
- TAが異様に混む(特に英語)。そのため講師室に質問に行くスタイルに変わる(一部教科を除き事前予約不要)。
- 毎日SIカードを通すよう言う担任もいるが、全く通さなくても問題なし。
- LHRがあったりする。基本的に各大学のセンター平均得点率と出願倍率が伝えられる。気合が入るから行った方が良いかも?
- 数日前に出陣式>なるものがあるが、内容は壮行会
の劣化版と似ている。 - 受験のために他地域に移動する生徒が続出する。いわゆる「民族大移動」の時期である。
- 自習室から私立組や自主休校組が徐々に減って行き、全体的に静寂な雰囲気に包まれる。この違いは実際に凄い。
- 私立一般入試(前期・中期)及び国公立大学推薦入試合格発表シーズン
- 国公立前期二次試験
- 今までの努力をぶつけよう!
- 直前講習III期スタート
- 前期試験の結果は最後まで分からないので集中しづらいが、最良の妥協案を勝ち取るには中後期の対策に力を注ぐ他ない。前期試験の結果が気になったり、失敗したり、不安ならば、関関同立や産近甲龍などの3月にある私立大学後期試験(大学入試センター試験のみで合否を判定するものも含めて)の受験もすぐに検討すべきであり、大抵2月中に出願が締め切られる。
- 前期試験が終わった週はフロンティアホールが物凄く静かになるが、その翌週から逆に物凄くやかましくなる。
- この時期に自宅or寮に再現答案依頼が来る。駿台に送ると図書券が貰える。
- この時期から来期のレベル診断テストが始まる。
3月
- 公立中期二次試験・私立後期試験
- 前期の結果が不安だけど気にせず全力を出し切れ!
- 開放自習室は前期直前期と比べると遥かに解放感溢れた場所となる。
- 踏ん張れ!もがけ!諦めるな!!
- 国公立前期合格発表
- 国公立後期二次試験
- 絶望的な状況の中最後の望みを持って出陣!
- 国公立中期・後期及び私立後期合格発表
- ようやく全てが終わり、来年に向けての準備に追われる。
- 受かれば安堵もの、落ちれば絶望もの。
- 結果がどうであれ、
特に感謝することがなくとも、担任にはお礼を言いに行こう。温かく迎えてくれる。大学が決まった人は合格体験記を書けば、後日図書カードが届く。 - 落ちた人はクラス担任の温かい励ましと勧誘のために来年度入試に向けた駿台パンフレット20〇〇というものが渡される。
- 担任からの電話を無視し続けると、異様な回数の電話が入っている。
世に奇妙な物語である。後期の発表が終わったとしてもかかってくる。- もう一度駿台へ行く人は→このページのトップへ戻る。
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