精選現代文読解研究

Last-modified: Sun, 03 May 2020 17:07:38 JST (1451d)

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監修講師

書き加え願います

全文系コース・理系医系スーパーコース（2020年度〜）

現代文の基幹教材。
2019年度までの『現代文読解研究』に相当する教材。
関西の『現代文読解研究』や関東の『精選・現代文S』の後継教材だからこのような名前になったのかもしれない･･･。なお、本教材にはKマークがついておらず、テキストコードの万の位も3である。
- 『現代文読解研究』は中野芳樹師が作成したもので、文章のジャンルや問題形式とその内容を含めて、実に質が高く、中野師本人が担当するクラスでは出席率が異様に良かった。EXコースの生徒からも絶大な支持を得ていた教材だったのだ。
- 『精選・現代文S』は、本文の他には~~使う講師がほとんどいない余計な~~読解のメルクマールなるものが付いているだけであった。

関西の駿台現代文科で主流の客観的速読法や論理的解答法、表現の説明については、中野芳樹師のサイトに詳しいプリントがPDF形式で掲載されている。詳細はこちら。
- 副読本として『現代文読解の基礎講義』（中野芳樹、駿台文庫)を推奨する。Amazonリンクはこちら。
- 余裕があれば、中野芳樹先生のオンデマンド講座『現代文読解の応用講義』を受講しておくと良い。
- どちらも、読解法・解答法の理解やその訓練に役立つであろう。
- なお、中野芳樹師の通年映像講座『苦手解消！現代文読解法-選択・記述の壁を越えて-』はかつての『東大現代文』や『現代文読解研究』と同趣旨の講座である。

この教材で学んだことを活かして、『現代文(センター対策)』や大学別現代文教材に取り組むことが望ましい。高卒生が現代文学習の根幹とすべきテキストである。
- 中野芳樹師は理系であっても記述形式の復習をキッチリと行うようにと口酸っぱく仰る。
- 「正しい記述解答を書くという作業の理解が、選択式問題への解答法になるからね。選択式問題では書くように選ぶ。ずーっと言うてきたでしょ？」
- 遅い時期に選択問題形式の解説を行う際にも、「(記述解答を作る要領で解説を行う際に、)『読解研究』とかを切ったりして記述形式の学習を怠ってきた人には分からんやろうけど･･･」という風なことも仰る。後悔しないように。
さらに、本教材は受験生の演習量不足を解決する役割をも担っている。『現代文(センター対策)』や大学別現代文教材だけでは、駿台が50分授業である以上、演習量が多いとは言えない。
夏期講習ではCore講座である『現代文特講』と合わせて、『夏の東大現代文』や『京大現代文』などの大学別講座を受講すれば、夏に求められる現代文の学習としては十分である。
センター対策(過去問演習)に不安が残るならば、『夏のセンター現代文』を活用すると良い。