駿台予備学校

Last-modified: Wed, 06 May 2020 10:02:18 JST (1444d)
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概要

  • 学校法人駿河台学園(および、駿河台南学園)によって運営されている予備学校。
    • 現役フロンティア校(と一部の高卒校舎)は、駿台教育振興㈱運営の系列校で、正式にはまだ駿台予備学校ではない。
    • それらの校舎は開校ではなく、開設と表現されている。
  • 本校は東京にあるお茶の水校
  • 1918年、山崎壽春氏、東京・神田錦町に「東京高等受験講習会」を創設。
  • 1927年、東京・神田駿河台に駿台高等豫備学校創設(現・駿台予備学校お茶の水校)。
  • 1930年、駿台高等予備校に改称し、各種学校として認可。
  • 1980年、駿台予備学校に改称。
  • 現在の理事長は駿河台学園と同様山崎良子氏。
  • 中々のブラック企業らしい。
    • 但しこれは駿台に限った話ではない。予備校はどこもそれなりにブラック企業であると思われる。講師の労働基準法違反などザラであろう。
    • 考えてみるとTAだったり講師室での質問対応、それから夏期、冬期における講習がある先生はほとんど休みが無いわけである。それでもって丁寧に対応してくれる先生は本当に良い先生なのだとわかる。
    • 目の前で授業をしている講師たちの顔を駿台のパンフレットに載っている写真(今より若い頃の写真を大抵使っている)と見比べてみると、相当大変なことがわかる・・・。授業受けた時に「パンフレットの顔と全然違う!」ということもしばしば・・・。
    • 「途上国は労働時間が長いねんなー。あと駿台も。」(地理科高崎弥昌先生談)
    • 「この問題見たことある人はもう予備校教師になれますね。皆さん!一緒に頑張りましょう!明るい職場です!嘘ですよ。ブラック企業だから絶対来ちゃダメですよ。」「この職場は特にね、仕事ができるやつはどんどんこき使えの精神だからね。」(数学科五藤勝己先生談)
    • に『化学特講』、もといブラック特講ってのがあんねん。ちなみにここはブラック予備校やねんけどな。」「いや〜もう今日あんまウケないんで帰って良いすか?今日11時間勤務なんですよ。これ普通に労基違反ですからね。」(化学科山下幸久先生談)
  • 学習参考書を駿台文庫から出版している。
    • アカデミックな授業を行う駿台故か、大学レベルにまで踏み込むことすらあるハイレベルな書籍が多いが、入門書や中学レベルの参考書も増えてきている。
    • 書籍についての詳細はこちらを参照。

駿台の特徴(駿台を検討している人へ)

  • 現在全予備校中で年度毎の大学生輩出人数1位をキープしており、合格実績は予備校一である。
    • とりわけ東大京大阪大医学部など最難関校に対する実績が良い。
    • 実際は上位の生徒に無料講習招待などをして合格実績を稼いでる・・・のは東進なので駿台は安心してほしい。
  • 50分授業なので集中して授業を受けることができる。
    • これは「人間は1時間以上集中できない」という脳科学的根拠に基づく方法である。
    • 一方90分授業ではないため一回の授業でまとまった解説をしづらいという欠点もある。(特に英語や現代文などの長文を扱う授業ではこの欠点が顕著となる)
  • 全席指定席のため席の取り合いがない。詳しくは座席指定制を参照。
  • 反面1クラスあたりの人数は多く、窮屈な一面も。
  • 授業レベルやテキストが非常にハイレベルで、時に大学の範囲まで踏み込んだ本質的な授業を展開することもある。
    • 講師の特色を最大限に活かすため通期教材を始めとしたテキストは教材でしかなく、そのため必要最低限のことしか書かれていない
      • そのため講師の力量と、講師とテキストの相性による授業の質の差が非常に激しく、特に講師とテキストが合わないとどんなに実力がある講師でも充分な授業を行えないことが多い。
  • 実力と人気を兼ね備えた有名講師は上位クラスを担当することが多い
    • 故にクラス分けで上位クラスに行けないと質の良い授業を受けづらい。
      • 勉強のモチベにも繋がるので良いことかもしれない・・・。
    • また校舎により有名講師が多い校舎と少ない校舎がある。
    • 現役フロンティアでは有名講師が担当することが少ない。
    • 反面講習会では下位クラスでも有名講師の授業を受けることができるが、今度は逆に抽選に悩まされることになる。
      • 現役生高卒生よりも優先して講習を選べるので、この問題は起こらない。
  • 全体的に極めて左翼的(リベラル、と言うべきかもしれないが)
    • 基本的には安倍政権に対してボロカスに貶すことが多いが、天皇制を批判する講師までいらっしゃる。
    • 人によっては気分が悪くなるかもしれないが、一つの意見として聞いておくべき。無闇矢鱈に反発するのは勿論、何も考えずに鵜呑みにするのも大変危険である。どちらも過度な思想の偏りを招きかねない。
    • そうは言っても関西は穏やかな方ではある。関東にはより過激な主張を頻繁にされる講師もいらっしゃるようである(特に日本史科)
    • 念のために言っておくと、講師全員が左翼チックだということはなく、こうした思想の偏りを批判する講師も当然いらっしゃる。
  • カリキュラムが多いため自習時間を確保しづらい。
    • この点に関しては放課後と土日を有効活用すること。
  • 英単語、リスニング、漢字、現代文語彙、古文単語、日本史や世界史の文化史など通期で扱ってくれない範囲があり、その点は講習や自習で各自補わなければならない。
  • スカラシップはあまりにも取りづらい(冗談抜きで東大理IIIや京大医学部に受かるぐらいのレベルが必要)ので高額な受講料はまず払わなければならないと思うべき。
    • スカラシップ生でも季節講習の講習代はスカラシップの対象外である。
  • 他の大手予備校の例に漏れず放任主義なので、自律して上手く一年間を過ごさないと第一志望を譲る羽目になる。

卒業生

駿台予備学校/卒業生を参照のこと。

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