物理総合研究

Last-modified: Fri, 25 Aug 2023 23:56:16 JST (244d)
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設置校舎

高卒コースのある全校舎。

テキストについて

  • テキスト監修は山本義隆先生(関東の先生)。
  • 関東駿台の色が強いテキストで物理現象の数学的考察を重視している印象を受ける。
  • 物理α「最新入試!」』(関東の講座)とほぼ同じテキスト。
  • 全て入試の過去問題であるが,かなり改題されてあるものも多い。
  • 2016年までは、【HG】講座で、テスト演習もあった。
  • なお、2017年度以降は関東のテキストをベースに関西の講師(三幣剛史先生、中田正教先生)で問題の一部差し替えを行う模様(問題数が12問から10問に削られている)。
    • しかし2018年に、監修であった山本義隆先生が体調を崩されたことで、監修から外れたため2019年度は関西仕様のテキストになった。
  • 2019年度からは、近年の入試問題から奇問などを除いたテキストとなっている。
  • 2023年から-発展問題の完全攻略・夏編-という副題がついた。
    • また講義問題が11問になった。
  • 冬期『物理総合研究-発展問題の完全攻略・冬編-』と合わせて物理全範囲をカバー。

授業について

  • 力学・電気(磁気は含まれない)・熱(理想気体の状態変化)・波動(光学は含まれない)のその年の入試問題の内、教育的な問題を題材とし、実力を養成する。
  • 自習問題として、過年度の講義問題が解答付きで載せてある。
  • 物理S』の問題が退屈と感じるくらいの意欲のある人向け。
  • 多くの分野を扱うといった理由で特講シリーズを取らずこちらを取る生徒がいるが、この講座は先に記載した通り全分野は扱わない上、特講とは立ち位置が違う(特講は比較的講義メインだが、こちらは演習メイン)ため、よく考えて取ると良い。
    • また、演習目的で取るとしても市販の参考書・問題集を買った方が当然コスパは良い。
      • ただし市販の物理の参考書や問題集の解説には悪質なものも多かったり(特にK塾の参考書),まともに理解できていない癖に理解したつもりのまま過ごしてしまうこともあり得るので,取る意義はそれなりにあるであろう。

担当講師とその特徴

古大工晴彦
神戸校福岡校を担当。

高井隼人
神戸校を担当。

  • 通期や特講シリーズとは違い、基礎事項の確認は少なめ。
    • その問に関する解法についてなど、実践的な内容を講義して下さる。

松井康人
京都南校を担当。

斉藤全弘
大阪南校上本町校を担当。

入江力
名古屋校丸の内校を担当。

  • 師の授業を通期で受講している現役生に受講するようにされている講座となっている。高卒生も受講しても良いが,師の高3の通期授業を受講している前提で話されるので注意。

新田克己
京都校大阪校名古屋校を担当。

  • 微積なども活用し、本質を突いたハイレベルかつ丁寧で分かりやすい講義が聞ける。
  • 但し、穏やかな口調で淡々と授業を進めるため眠気を感じる者もいる。
  • 残念ながら近年担当がない。

三幣剛史
京都校広島校浜松校上本町校を担当。

  • 掲載されている各大学の傾向とレベルを手短に説明して下さる。
  • 単振動などの一部の問題では、解き方のポイントをまとめて下さる。

中田正教
茨木校豊中校西宮北口校を担当。

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