学研プライムゼミ

Last-modified: Sun, 19 Apr 2020 14:54:27 JST (1467d)
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概要

  • 2016年に開始された。
  • 一般家庭で、パソコンやスマホから視聴することができる。本格的にオンデマンド配信は2017年から。
  • 学研グループと提携関係にある予備校や塾でも受講できる。
  • オンデマンド配信に先行して2016年から、一部の映像授業を受講できた。
  • 運営している学研グループ(学研ホールディングス)は、受験生にも学習参考書でお馴染みの出版部門(子会社)の学研プラス(元学習研究社〜学研教育出版)など、教育関係の様々な事業で有名な会社である。
    • ライバルの旺文社もそのうち映像授業を始めるのではないかと言われている。

特徴

  • 「大手予備校で」、「長年教えてきた」、「実力講師」の授業を家庭で受講することができるのが特徴。
    • 大半の講師は駿台と関わりがある。
    • このことからも駿台の凄さがわかると評せる。
  • ほとんどが駿台関係の講師なので、「三大予備校のいずれかで(主に駿台で)」、「長年」、「最上位コースを受けもってきた」講師の授業を家庭で受講することができる、と言い換えることもできるだろう。
    • 各講師のページを見てもらえればわかるが、講師の質の高さは並大抵ではない。
  • スタディサプリとの差別化のために、「大手予備校で」「長年教えてきた」「実力講師」と謳っているものと思われる。
    • 受講料はスタディサプリよりバカ高くなっているが、一般的な予備校や塾と比べたコスパは非常に高い。
    • 2019年度に夏のセンター対策講座として英語科竹岡広信先生、数学科小山功先生、現代文科池上和裕先生の授業が無料で受けれるイベント講座を実施した。駿台ではこの三人が無料でセンター対策講座を同時に実施することはないだろう。

講師

  • 学研プライムゼミ」は、東進から移籍した講師陣(専任は学研グループ特任講師)と、駿台関西の講師陣に、荻野文子氏が学研で開講していた映像コンテンツを追加する形で構成されている。
  • 専任講師は「学研グループ特任講師」という肩書きである。
  • 具体的な講師陣は以下の通り。
  • 学研プライムゼミ」開講になる少し前に東進から講師が大量に辞めていったことは当時大変話題になった。
    • 例えば、「2016年度に東進を代表する7人もの有名講師が学研に移籍した。予備校界に激震をもたらすことは間違いない」などと騒がれた。
    • 開講に当たり移籍したのだと考える向きがあるが、大量移籍したから「学研プライムゼミ」が開講されたという方が正しい。
    • 移籍の原因についてははっきりしない。一説には、契約更新時に「映像授業の著作者人格権が全て東進側に帰する」という文が無断で書き加えられていたことが移籍の原因、というものがある。
  • 2019年度は、ウェブサイト上では鎌田真彰先生、橋爪健作先生、村瀬哲史先生が東進に復帰したため匿名での掲載となっている。
    • その後、講師名は表記されるようになったが、「元学研プライムゼミ講師」の肩書きで顔写真は不掲載である。
  • 2019年度途中から、『実況中継シリーズ』で有名な河合塾日本史科の大御所、石川晶康先生も登場した。
    • 本が有名なだけで中身は話が眠いおじさんであることは内緒。(元河合塾生徒より)
  • 2019年度で前田稔和先生は辞められた(講師名は表記されているが、「元学研プライムゼミ講師」の肩書きで顔写真は不掲載である)。

講義

  • 基本的には映像配信講座だが、「学研プライムゼミLIVE」という生講義も実施している。
    • 学研は自前校舎を持たないため、会場を借りている。
    • 竹岡広信先生、池上和裕先生、鎌田眞彰先生、野島博之先生など。
  • Youtubeチャンネルにて、講義のサンプル動画やセンター試験解説、新テスト分析などの動画も数多く上がっているので、授業の雰囲気などを予め知っておきたければ参考にすると良い。

出版部門

  • 学習参考書を「大学受験 プライムゼミブックス」として出版している。
  • 大学受験Nシリーズ」の後継にあたり、フォントから本のサイズ、難易度レベルまでが酷似している。
    • 「大学受験Nシリーズ」は、シリーズとして現存しており、後継にあたるかは疑問である。
    • 『タテ/ヨコから見る世界史』は、元々、「大学受験Nシリーズ」ではなく「大学受験V BOOKS」である。
  • 一流講師陣が執筆しているだけあって参考書としてのレベルは総じて高い。

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