入江力

Last-modified: Tue, 30 Jan 2018 09:24:25 JST (113d)

京都府出身。名古屋校丸の内校に出講しており、現役生は両校舎の『高2スーパー物理』を担当。
2006年頃に高校生だったとのこと。(本人談)
両親が個人塾を営んでおり、小中学生を相手に教えていたこともあるらしい。
「りき」でも「りょく」でも「か」でもなく「ちから」と読む。
比較的頻繁に髪の色が変わり、少し前は赤みがかった色だったが最近は金髪になった。
理学部物理学科出身の生粋の物理人間で、常にどのような分野、問題に対しても本質を求める。
駿台物理科の若手のホープ。授業は相当分かりやすく、かなり丁寧である。しかし、あまり表立って高い評価はされていない。隠れた神とはまさに師を指す言葉だろう。
モグリはかなり多い。補講の際、用意してあった配布プリントが足りなくなるくらいモグリがいたことも… そのくらい、師の隠れファンが多い。
師の手書きプリントメインで授業を進める。師曰く、大学2回生の時にこのプリント(150枚ほど)を一気に書いたという。
大学レベルにドップリ浸かった授業を展開する。物理の本質を学べる。
高校の教員免許を持っているが、高校のカリキュラムを批判しており、そのため駿台に来たらしい。しかし、駿台のPart分けにも若干不満を漏らしている。
加えて、河合出版系統の問題集は誤魔化しがあり受験生を混乱させると酷評している。特に河合出版の『物理のエッセンス』に関しては「マルチ商法で売れてるんじゃないか」とまでおっしゃった。
「駿台の先生は皆さん大学でちゃんと物理を学んできたので安心してください。」
また師は、本質的に正しいかつ初学者にも分かりやすい高校物理の参考書はないとおっしゃっている。というのも、これは市販の参考書が、師が高校生の時に苦労させられた学校の教科書に準拠しているため、全てが本質的に間違った説明になっているからである。唯一、関東駿台の山本義隆先生の『新・物理入門』は本質的に正しいことが書かれており、師も内容については高く評価しているが、いかんせん初学者にはハードルの高い代物であるため強くオススメはされない。だから師に「良い参考書ないですか?」と聞くのは愚問である。
「市販の参考書を見るよりも、俺の素晴らしい授業プリントを見ろ!」
問題集については薦めてはいないが『重要問題集』はまだマシとのこと。しかし、それも駿台のテキストを何周も解き切り飽きたら・・・という前提である。しかもただのテキストではなく、師の「素晴らしい解答付きのテキスト」である。
「俺の素晴らしい解答が付いていないんなら解くな!」とおっしゃっていた。
講義中の一人称は「私」だが、熱が入り過ぎると「俺」になる。
授業を長時間の延長をしたり、補講をしたりすることに躊躇いがない一方、授業に関しては初心者にも分かりやすく一から説明してくれる(延長や補講が多いのはこのためである)。
関西物理科ではあまり使わない微積分を積極的に用いる、関西では少数派な講師。線積分や微分方程式などを実戦的に使う珍しい講師(東進の苑田尚之師もこのタイプの授業を行う)。このため『高2スーパー物理』では、前期の初回授業は微積分(数学)の授業になる。
また、師が時間に余裕のある講習期間等に複数人の生徒がTAを取ると、空いている教室で特別授業を行うことがある(俗に言う『入江特講【HG】』)。
このTAの特別授業については、師の担当Part外の分野が殆どなので、他の講師からの評判は悪いと師が一度漏らした事がある(数学科五藤勝己先生曰く、担当分野外を教える事は駿台ではタブーとのこと)。
これらのこともあってK先生とはかなり仲が悪いとのこと。
証明が難しい公式も「私が黒板でやるので見ててください。」と言ってひたすら証明してくれる。弱い証明だがかなり高度である。特に回転運動でモーメントの釣り合いの証明などは、極座標を用いて微分を使い加速度を出したのでただ眺めている生徒も多かった。
公式を使う際は、「公式をコピペする」と言う。師の理念は物理法則を使えば公式など価値がないというものであるが、高校生レベルで証明ができない公式が複数あり、また師は「公式を丸暗記したものを使う」事に対して批判的であるため、公式を「使う」ではなく「コピペする」と言う。よく波動分野の一般式に対して使う。
TAなどで生徒と1対1の時は、生徒を「お前」「てめえ」「おい」などと呼ぶ。(男子限定)
しかし怒っているわけではなく、ただの口癖である。「おいこらボケェ」と言われても気にしないように。
師が帰る間際や夜の授業が終了した後に質問しに行くと、面倒臭がるが必ず分かるまで教えてくださる。サービス精神旺盛な講師。
「物理はイメージだ!」がモットーの東進の橋本淳一郎先生を批判している。
「イメージで解くっていう東進のおじいさんがいますがイメージじゃ無理ですよね。」「イメージで解けたら物理法則とか要らないですよね。」「君達はエスパータイプじゃないんだから、ちゃんと物理法則を使って解いてください。」
ポケモンとパワプロと青鬼が好きらしい。ポケモンに関してはとにかく熱く語る。
超ツンデレなドS講師である。
朝の満員電車が嫌で、午前の出講は断っているらしい。
授業中は一切プライベートは話さない。出身大学も不明で、一部情報によると慶応大学が濃厚だというが、あるクラスリーダーによると名古屋大学とのことで、結局どこかは分かっていない。
授業中に寝ることや復習をせずに授業を受けることは学費を払ってもらっている親に対する詐欺行為だとして、教務に通報すると始めに脅すが、実際寝ていたら「大丈夫?」、「君よく寝てるね。」と言われるか当てられるだけである。しかし復習をしていないことが判明するとキツく怒る。(師が怒るのはこの時のみである)
また、師によく当てられる人と全く当たらない人がはっきりし過ぎているため、一部の生徒からは不満の声も(それが嫌で辞めていく生徒もちらほらいて、これがあまり評価が高くならない原因かもしれない・・・)。
原理や定義、一般的法則をかなり大切に扱う講師である。
生徒を当てる時などは、よく原理や定義を日本語で答えさせる。これは、師が高校の時に数式しか書いていないような物理の教科書に苦労させられた実体験から来ている。実際、師は高校時代、赤点こそ取らなかったもののそれすれすれの点数を取ることが多く、受験本番でも苦労されたそうだ。しかし、大学に入って物理学を本格的に学び出した時に、大学の教授から物理における日本語の重要性に気づかされ、それ以降物理ができるようになったという。
「物理の数式は、日本語で定義されてる。だから数式より日本語の方が偉い訳なんですね。」
「物理の原理・定義・法則は必ず日本語で答えてください。宇宙人語やアラビア語とか使わないで下さいね。」
「運動方程式とはどのような法則?」と聞かれた場合、決して「ma=F」などと答えてはならない。
師のプリントに「専門用語辞書」と呼ばれるプリントがあり、授業を受ける際には定義、原理、法則などをこのプリントを見て日本語で覚えないといけない(大変だが当たり前のことでかなり役に立つ)。
授業では、指示棒を使って回転運動を表現したり、黒板消しで鉛直投げ上げの実験をしたり、ワシントンの航空宇宙博物館で直接購入したというおもちゃを使って反発係数の範囲を説明したりと、実演をして見せることもよくある。
「反発係数は1以上もあるんですよ。」
よく名古屋校丸の内校講師室で、高井隼人先生と物理談義に花を咲かせていらっしゃる。
偶にマイクの電源を切り忘れるので、休み時間中に師の高らかな笑い声が天井から降ってくることがある。
授業は必ず延長する。そのくらい丁寧に教えてくださる。
因みに、師の質問に3回以上答えられなかったら、受験に不合格になるという。