京大入試実戦模試

Last-modified: Fri, 15 May 2020 02:28:47 JST (1435d)
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内容

  • 例年8月下旬と11月上旬の2回実施。
  • 各教科で主任級が編集を行い、重鎮とされる講師陣も作問に大きく関わるなど、関西駿台が本気になって作る模試。8月末と11月下旬の2回実施。
  • 第1回はそこまで難易度は高くないものの、第2回は本試験に比べても相当難しい。しかし、2020年の入試においては圧倒的に京大入試の方が難しかった。(特に、数学と理科)
  • 後述の通り、第1回は京都大学志望者以外の人も多数受験する。そのため平均点は第1回≪第2回。
  • 中々良くできていると評判。
    • 各科目、いずれも問題の質は本番のそれに肉薄する(竹岡広信先生も英語については高く評価している)。特に英語・数学・化学の質は本試以上とすら言われることも。
  • (駿台のどの模試にも言える事だが)本番での的中を狙うと言うより、「受験生の弱点分野や欠落しがちな思考経路を暴き出す」という教育的側面に作問姿勢の重きが置かれている。
  • 第2回になると流石に判定を気にし始めるべきではあるが、第1回ならそこから自分の勉強への姿勢を改める良い機会と捉え、判定にばかり目をやるべきでない。例年、良くも悪くも第1回と第2回で判定が大きく変わってしまうケースは多々ある。
  • 英作文の採点が河合のオープン模試に比べてかなり厳しく、数学も論理面での減点がかなりうるさい。
    • 英作文に関しては河合のオープン模試は客観採点でケアレスミスは全体から引く一方、駿台はミス1つにつき必ず-1点となる。そのため厳しいと言われがち。
    • 同時に、採点ミスが異常に多い(点数の総計を間違えたりという採点者の質を疑うレベルのものも)。納得がいかない場合は、講師に質問に行ったり、教務に願い出て修正して貰おう。
  • 河合塾のように大々的な宣伝はしないが、実は本番的中が結構ある(2017年化学問題4など)。関西駿台の京大入試研究の深さが伺われる。
    • 2007年度の京大入試本番で出題された理系国語第2問は1996年の京大実戦模試で出題されたのと同じ文章で出題箇所も同じであった(このことは青本でも自慢されている)。
  • 駿台大阪校ではほぼ毎年、緑地ビル横の駐車場で開催される寺内祭りと日程が被るので試験中の騒音被害が半端ではない。大阪校で受験する生徒諸君は覚悟されたし。
  • 東大志望者にとっても腕試しにぴったりなので、是非受けましょう。

解説授業

  • 模試の1週間後に作問者(複数)による解説授業。
  • 2019年度より全て映像授業。
  • 解説冊子で十分に復習した後で、ポイントや追加事項を聞きに行くスタンスが良い。

第1回の解説授業

2019年度

科目講師
英語千賀敏
数学(文理)小山功
現代文(文理)古川大悟
古文(文理)二宮加美
物理三幣剛史
化学高田幹士
生物大森徹
日本史鈴木和裕
世界史小林勇祐
地理高崎弥昌

2018年度

科目講師
英語千賀敏丸山民生
数学(文理)小山功
現代文(文理)古川大悟
古文(文理)二宮加美
物理三幣剛史
化学高田幹士
生物大森徹
日本史鈴木和裕
世界史小林勇祐
地理高崎弥昌

第2回の解説授業

2019年度

科目講師
英語千賀敏
数学(文理)小山功
現代文(文理)古川大悟
古文(文理)二宮加美
物理三幣剛史
化学
生物伊藤和修
日本史塚原哲也
世界史小林勇祐
地理森雄介

2018年度

作問チーム

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