世界史センター試験対策
Last-modified: Wed, 20 Mar 2019 19:53:52 JST (1834d)
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概要
- 一般的な検定教科書とは違った順番での構成になっている。
- 通期の世界史Ⅰ、Ⅱを組み合わせた感じ。
- 前期は、中国史から始まりオリエント、南・東南アジア史、イスラム史、古代地中海史、中世ヨーロッパ史、の順
- 時代ごと、地域ごとにうまくまとめられており、各講の後ろの方にはその講で扱った分野の文化史がまとめられている。
- 地図も豊富に掲載されていて地域的なイメージも掴みやすい。
- 各講の最初に「時代の構図」という名前でその講で扱う内容を簡単にまとめた図等がまとめてある。
- また「ここがポイント!」というその分野で注意すべきポイントが書かれており、センターで問われやすい事項を見落とさないようになっている。
- 予習や復習の助けになるだろう。
- 「時代を見る目」というコラム的なものも掲載されている。
- 中にはセンターの範囲から逸脱する知識もあるが、流れを理解するという点では有用である。
- 各講の最後にはCheck it out!という名前で、その分野の空所補充問題がついており知識が整理しやすくなっている。
- テキストの最後に自習問題としてセンター形式の問題がついている。復習に利用しよう。
授業について
- 毎講始めにその時代を学習するにあたってのポイントを言ってくださるので、授業を聞いていても頭の中で整理をつけやすい。
- 時間の都合で雑談や師らしいギャグは無いものの、言葉の節々に挟まる「せっ」は健在。
- 板書は結構あるものの、テキストに書いてあることを解説用に写したりするだけのことが多かったり、テキストにも余白が結構あるのでノートは不要。(筆者の考えであって、まとめたい人はルーズリーフぐらいはあってもいいかもしれない)
- センターが狙いたがるようなポイントを明確に示してくださる。
- テキストに載っている地図を黒板に貼って解説してくださる。
- テキストにない地図は自分でお書きになるが、少し雑め。
- 通期の先生が合わないという人はこの講座をとるのも大いにありではないだろうか。
- 二次や私大でいる人は自分でその分補わなければいけないが。
- センターしか使わないよ、という人にはこの講座を是非勧めたい。
おすすめ参考書〜知識定着編〜
おすすめ参考書〜共通テスト対策編〜
おすすめ参考書〜論述対策編〜
- 駿台が誇る京大入試詳解シリーズの世界史版。
- 監修は相田知史師。
おすすめ参考書〜私大対策編〜
『体系世界史』
- 難易度の高い用語を穴埋め形式で扱っている。
『世界史総整理Ⅰ(アジア・アフリカ編)』
『世界史総整理Ⅱ(欧米編)』
『世界史総整理Ⅲ(現代編)』
- 早慶対策で有名な駿台世界史科須藤良師による執筆。
- 私立文系学部専願の受験生に向いている。難易度の高い用語も扱っている。
- 早慶で問われた単語が他の参考書では扱われておらず本書では赤字になっていた、ということがよく起こるらしい。
- 『茂木誠の世界史ノート』で十分ではないかという意見もある。滑り止めで早慶を狙うつもりなら、本書だとオーバーワークになる可能性がある。
『世界史B講義1一読でわかる前近代史アジアアフリカ編』
『世界史B講義2一読でわかる前近代史欧米編』
『世界史B講義3一読でわかる近現代史』
- 駿台世界史科寺師貴憲師による執筆。
- 教科書の説明だけでは不十分だと感じていた方のために、妥協することなく、しっかり説明した、気軽に読めて、記憶に残る、読むだけ世界史講義。各回の冒頭には、おおまかな歴史の流れを板書し、また、「そのころ世界は」と題して、その講で扱う時代に、ほかの地域ではどんなことが起きていたのかを年表で掲載。各ページの下の欄外に、一問一答を掲載。
『大学入試 ストーリーでわかる世界史B(古代,中世,近世)』
『大学入試 ストーリーでわかる世界史B(近代,現代)』
- 駿台世界史科鵜飼恵太師による執筆。
- 楽しく読めて、歴史のつながりがわかる。詳しい世界史解説書。
- 教科書を読むだけで高得点は取れないという信念のもと「人の動き」と「歴史の流れ」をつかむことを主眼に置いている。
- ストーリーを楽しみながら、世界史の「つながり」を理解できるようになっている。
- 公立高校教師Youtuber山﨑圭一氏(通称ムンディ先生)による執筆。
- 初学者にも分かりやすい。
- 一般的な教科書と違い、年号を使わずにすべてを数珠つなぎにして「1つのストーリー」として解説。
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